企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
弊社は1947年の創業以来、鉄骨・製罐の製作施工一筋に創業者のパイオニア精神を継承し、「技術で社会に貢献する企業」を目指し事業を展開してきました。1979年に現在の本社工場が操業開始、1991年に加茂工場が操業開始し、2015年には社長が交代し現社長になりました。経営体制が変わる中でも会社が築き上げてきた「技術の坂本」としての評価を一貫して守り、創業から78年の間に手がけた建物は「福岡PayPayドーム」「東京スカイツリー」などを含め200件を超え、多数の建設会社様から高い評価と継続的なご指名をいただき、全国各地で建設される建物の建築用鉄骨を製造しています。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
弊社は創業1947年で、今年で78年目です。現在工場を5棟抱えるまでになりました。今日まで会社を続けてこられた要因には、従業員の技術力の高さで得てきた大手建設会社様からの信頼があります。鉄骨は、建築物によって毎回製造する形や大きさが異なり、すべての物件に対してオーダーメイドで造ります。そのため、非常に製作難易度が高いものや、沢山の工程を踏まなければならいものがあります。そのようなものでも弊社は納期までに基準を満たしたものを製造してきました。その結果、大手建設会社様との取引が多く、関東方面から仕事の依頼が多い会社となりました。それこそが弊社の強みであり、特色です。

企業から見た地域の魅力について
御社から見た岡山地域の魅力について教えてください。
岡山県の中でも弊社は津山市という県北に位置した場所にあります。鳥取県との県境に近く、周りに山の多い盆地です。自然も豊で、水がきれいな町で、そこで暮らす人々にはまだ昔の田舎の良いところが残っていると感じます。それでも津山市は岡山県第3の都市という側面もあり、人口も多いので買い物の面や交通の便も悪くありません。自然と近代化が融合し、とても暮らしやすい所です。食の方も津山市では昔から牛肉を食べていた文化があり、牛肉がおいしいお店が多いのも特徴で、近年では津山ホルモンうどんがB-1グランプリで3位になり沢山の観光客が来るようになりました。そしてB'zの稲葉浩志さんやオダギリ・ジョーさんの出身地としても有名になりました。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
社長がいつも言っているのは「やる気のある人はどんどん応募してきてほしい」です。必要な知識や技術はそれぞれの会社によって違うので、弊社に興味を持ってくれる人がいれば、弊社で必要な知識や技術を習得してどんどん仕事をしていってほしいという考えです。建設業というとまだまだ男性が多い業種ですが、モノづくりが好き、興味があるということであれば性別も年齢も問わずに応募しております。今はITやAI等の分野が取り沙汰されていますが、若い人にモノづくりの仕事についてもっと興味を持ってもらえると非常にうれしいです。

ひとを知る

代表取締役
坂本幸一
新卒で丸紅(当時)へ入社後、1999年に坂本工業に入社。専務取締役等を歴任し2015年に代表取締役に就任。スーパーゼネコンや、大手ゼネコンといわれる大手建設会社に前職で培った営業力を生かし営業を展開。現在も代表取締役の身でありながら積極的に営業も行っている。地域の貢献と技術の向上を目指し、最新の設備や機械の導入、技術継承をしている。また採用にも力を入れて若い人材の育成に情熱を注いでいる。
SDGsへの取り組み
- 【4】全てのスタッフに必要な資格取得の支援を行い、柔軟な働き方で長く勤められる職場を実現します。津山ひかり学園の理事として障がい者の教育も支援しております。
- 【5】雇用における定年以外の年齢制限を設けず職種を問わず女性スタッフが多数活躍しています。また技能実習生の積極的な雇用と教育を行い、定年後の再雇用を推進中です。
- 【12】鉄骨の溶接作業で使う消耗品である溶接ワイヤーのノズルチップを所属する協同組合を通じて売却し、その売上金で車椅子を寄付しています。
企業プロフィール
企業名 | 坂本工業株式会社 |
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所在地 | 〒708-1117 岡山県津山市草加部1170-6 |
創業年 | 1947年創業 |
代表者 | 代表取締役 坂本幸一 |
事業内容 |
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企業ロゴ | ![]() |