フカウミ

喜びをともに創るワクワクワーク、来たるべきものづくりを。

『未来を照らす、ワクワクする仕事を生み続けたい』 ステンレス加工のプロフェッショナルとして、加工一個からワクワクワークをつくる。 そんな喜びを共に実現できるパートナー達と、来たるべきものづくりを続けます。

企業のこれまでとこれから

御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。

有限会社フカウミの原点は、初代である祖父が1967年に始めたステンレス加工業にあります。もともと鎚起銅器職人だった祖父は、金属を打ち出す技術を生かして新しい素材に挑戦し、時代の変化に合わせてステンレス加工という新たな道を切り開きました。

その後、1997年に二代目である父が事業を引き継ぎ、有限会社フカウミを設立。業務用厨房器具の製造を本格的に開始し、燕市のものづくりの伝統を継承しながら、安定した品質と確かな技術で多くのお客様から信頼を得てきました。

そして2023年、三代目として私が代表取締役に就任し、これまでの技術と信頼を受け継ぎながら、時代に合わせた新しい挑戦を始めています。現在は業務用厨房器具にとどまらず、キャンプ用品やインテリア雑貨、自動車部品など幅広い製品の製造を手掛け、さらには自社オリジナルブランドも展開。企業理念である「喜びを共に創るワクワクワーク」の実現に向け、社員一人ひとりがものづくりを通じて“ワクワク”を発信できる企業を目指しています。

御社の現在の事業の強み・特徴これからの展望について教えてください。

有限会社フカウミは、金属製品の製品企画から特注品・OEMまでを手掛ける一貫生産体制を強みとしています。ステンレス板の加工から梱包まで自社で行うことで、安定した品質を維持しながら、多品種小ロット生産や特注品の製作にも柔軟に対応しています。

また、地域企業との強固な連携体制を築いており、短納期や難加工といった高い要求にも迅速に対応できる生産ネットワークを確立しています。こうした地域連携によるスピード感と対応力は、他社にはない当社の大きな強みです。

さらに、若手社員の意見や発想を積極的に取り入れ、時代に合ったデザインや新しい価値を持つ製品づくりにも挑戦しています。今後は、チームとしての総合力をさらに高め、各部署がより自立的に動ける体制を構築することで、迅速な意思決定と柔軟な対応を可能にしていきます。

これからも、フカウミならではの技術力と企画力を活かし、お客様の多様なニーズに応えながら、地域産業の発展と持続可能なものづくりの推進に貢献してまいります。

御社が考える地方創生・SDGsについて

御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。

有限会社フカウミでは、「喜びを共に創るワクワクワーク」を企業理念に掲げ、働くことの楽しさや、ものづくりの魅力を感じられる職場づくりを目指しています。私たちは、燕市の製造業のイメージをより前向きで魅力的なものに変えていきたいと考えています。

製造業というと、どうしても「地味」「大変」という印象を持たれがちですが、実際には創造性やチームワーク、挑戦に満ちたやりがいのある仕事です。私たちは、この“製造業の面白さ”を多くの人に知ってもらい、若者や優秀な人材が自然と集まってくるような企業・業界にしていきたいと考えています。

そのために、SNSでの情報発信や講演会の開催など、広報活動を積極的に行っています。まずは地元・燕市から発信を始め、地域の方々に製造業の魅力を伝えることで、地域全体の活性化にもつなげたいと考えています。将来的には、全国に向けて燕市のものづくりの素晴らしさ、そして私たちの取り組みを広く発信していくことを目標としています。

また、環境面での取り組みとして、弊社では事業活動で使用する電力をすべてCO₂フリー電力に切り替え、カーボンニュートラルの実現に貢献しています。さらに、金属加工の過程で発生する端材の再利用や分別を徹底し、再資源化を進めています。加えて、会社全体で発生するゴミについても細かく分別を行い、可能な限り再生資源として循環させることで、環境負荷の低減に努めています。

こうした取り組みを通じて、地域に根ざした持続可能な企業活動を推進し、SDGsの目標である「働きがいも経済成長も」「産業と技術革新の基盤をつくろう」「つくる責任 つかう責任」などの達成に貢献してまいります。

企業が求める人材像について

御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。

有限会社フカウミでは、新卒・中途を問わず、一緒にものづくりに挑戦していただける仲間を募集しています。

私たちの仕事は、金属板から製品が形になっていく過程を間近で体験できる、非常にやりがいのあるものづくりの現場です。金属製品の製造に興味のある方はもちろん、製品の企画やデザインなど、ものづくりの上流工程に関心のある方も歓迎しています。

また、当社では企業理念である「喜びを共に創るワクワクワーク」に共感し、前向きに仕事を楽しめる方を求めています。社員一人ひとりが自分らしく働ける環境づくりにも力を入れており、残業のない働き方や週休2日制、長期休暇制度など、ワークライフバランスを大切にした職場環境を整えています。

私たちと一緒に、“ワクワクするものづくり”を通して新しい価値を創り出していきましょう。

ひとを知る

代表取締役
深海隆義

新潟県燕市出身。工業高校卒業後、18歳で有限会社フカウミに入社し、三代目として20年間にわたり金属製品の製造現場で技術を磨く。2023年、41歳で代表取締役に就任。企業理念「喜びを共に創るワクワクワーク」のもと、働く楽しさや製造業の魅力を発信している。現在は金属製品のOEM生産を中心に、自社ブランド「F+F」「Studio Pineapple」を展開し、燕市から新たなものづくりの可能性を広げている。

SDGsへの取り組み

  • 【8】フカウミでは、働くことを“ワクワクすること”と捉え、社員一人ひとりが誇りをもって働ける環境づくりに取り組んでいます。残業のない働き方や週休2日制の導入など、ワークライフバランスを重視した職場環境を整備し、誰もが安心して長く働ける会社を目指しています。
  • 【9】当社は、金属製品の企画から製造・梱包まで一貫して行える体制を整え、多品種小ロットや特注品にも柔軟に対応しています。さらに、若手社員の意見や新しいデザインを積極的に取り入れ、常に時代に合った製品開発に挑戦しています。地域企業との連携によって短納期や難加工にも対応し、地域産業の発展と技術革新に貢献しています。
  • 【11】燕市のものづくり文化を次世代へ継承し、地域から全国へその魅力を発信することを大切にしています。地域企業や若手人材と協力しながら、地元産業の価値を高め、地域経済の活性化に貢献しています。今後も、地域とともに成長し、持続可能なまちづくりに寄与してまいります。

企業プロフィール

企業名有限会社フカウミ
所在地959-1287
新潟県燕市大関273-1
創業年1967年創業
代表者代表取締役 深海隆義
事業内容
  • 金属製品製造
  • /ECサイト販売
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