企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
1988年に創業した弊社は個人お客様のお庭のづくりや管理から始まり、次第に公共の公園やゴルフ場の整備などが主となっていきました。こうしたなかで公園が数・面積として増えていく一方、子ども達が自然に触れて遊べる場所が減っていることに危機感を持ちました。そこで子ども達が自然に触れて遊べる環境をつくることは造園業の大切な仕事だと確信し、子ども達が自然に触れて遊べる場所を増やしその重要性を伝えていくために、ツリークライミングという自然体験活動等の開催をしてきました。また里山整備ボランティア活動をバックアップするなかで、”森のようちえん”という保育活動に出会い、その考えをもとに保育園等の自然な園庭事業を開始し現在に至ります。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
主要事業の保育園等の自然な園庭づくりは県内で20園以上を手掛けております。設計担当の専務はドイツでの園庭研修を受け、代表は認定こども園の”森のようちえん”を2園運営していることで保育サイドからの望みや心配などを理解しながら提案・設計・施工・フォローまでを行えます。またロープを使った特殊技術で機械の入らない場所の樹木の剪定や伐採を得意とする県内では数少ない会社です。2023年にはその伐採木を再活用し近隣地区に自社でこども達の自然体験ができる公園をつくり地域に開放しています。私達はこれからも四季の営みのなかで自然が与えてくれる日々の小さな喜びに幸せを感じられる環境と心を育んでいく事業を進めてまいります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た新潟地域の魅力について教えてください。
弊社のある新潟市秋葉区は日本の二大河川、信濃川・阿賀野川にはさまれている大変稀有な場所です。区名にもなっている秋葉丘陵地帯は縄文時代から人の生活の歴史があり、また明治~大正時代には石油の産出量が日本一となるなど日本の近代化を推進した側面も持っています。そのような雄大かつ歴史ある自然環境と石油産出という近代文明化の側面も持つ日本の縮図のようなこの地で、現在そしてこれからも続く大災害・地球沸騰化時代に少しでも貢献できるよう弊社は経営活動を続けてまいります。これまでの人間中心の社会が行ってきたことを省み、また自然を敬いながら生きる人間主体ではなく全体共生の社会を再スタートし実現させていくにはこれ以上ない地と考えております。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
まずは、自然が好きで大切に思える方に来ていただきたいです。本来、人間は自然環境をより美しく豊かに調整するために存在していたのではないかと考えています。そのため自然を今より少しでも元気に美しく、より良くしたいとささやかでも思えるような方に応募してもらえるとありがたいです。
そして子どもが好きな方です。子ども達の幸せな未来に想像を巡らせることができる方だと嬉しいです。また造園業は野外で自然環境に身を置いて仕事をする機会が多いため、心も体も元気な方を歓迎しております。暑さや寒さ、雨・風・雪のなかでも自然の営みとコミュニケーションを取りながら仕事をするには、心も体も元気であることが大切です。
ひとを知る
代表取締役
原 麻緒
地元新潟市で幼稚園教諭となり、後に森のようちえんを開園する夫と結婚。長女・次女の幼少期は専業主婦として子育てと向き合い、その後夫の森のようちえんの開園をサポートしながら、当時夫が代表を務めていたフィールドスケープの経理担当となる。その後夫から代表取締役を引き継ぎ、保育業界と造園業をつなぐために奮闘中。子どもは娘3人で、長女は女子ラグビー日本代表で東京・パリオリンピックに出場している。
SDGsへの取り組み
- 【11】これから不可欠な自然との共生の土台となる子ども時代の自然と触れ合える環境づくりを進めます。
- 【15】身近な自然の営みの中のささやかな喜びに幸せを感じられるような、豊かな環境と心を育む事業を進めます。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社フィールドスケープ |
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所在地 | 〒956-0055 新潟県新潟市秋葉区川根甲124-6 |
創業年 | 1988年創業 |
代表者 | 代表取締役 原 麻緒 |
事業内容 |
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