企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
弊社は「美十」という戦前に京都河原町で開いた純喫茶を原点としております。その後、戦争中の物資規制の影響から店を畳み、戦後は八ッ橋の卸事業を開始いたしました。1950年代には八ッ橋の製造にも着手し、京都の八ッ橋協同組合へは最後発として加入いたしました。そして1965年に株式会社「さか井屋」を設立し、株式会社「おたべ」、株式会社「美十」と社名を変更し、現在に至ります。
弊社の転換点は大きく2点ございます。1点目は1966年に「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」の販売を開始したことです。1964年の東京オリンピックを契機に、新幹線をはじめとする交通インフラが整備されたことで、人々の移動が飛躍的に向上しました。この「大勢の観光客をお土産品販売のターゲットに、安定した供給を用意したい」という狙いと、「生ものでも土産品として提供できる環境」が整ったことに加え新店舗のオープンに際して新商品を出そうという機運が社内で高まったことが、「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」誕生のきっかけとなりました。
2点目は、2008年に「京ばあむ」の販売を開始したことです。当時の土産物市場における洋菓子ブームの追い風もあり、抹茶と豆乳のバームクーヘン「京ばあむ」の誕生に至りました。
さらに、祇園の地で本物の洋菓子を届ける「洋菓子ぎをんさかい」といった複数のブランドの立ち上げや、美十グループとして、北は北海道から南は沖縄までブランドを展開しております。「お菓子屋さんは人の幸せのためにある」という想いのもと、これからもお菓子づくりを続けてまいります。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
弊社の強みは、おいしさをはこび、よろこびを創るべく「原料や製法への信念」と「“食”のフィールドへの挑戦」の2点を特色としていることです。
弊社の品質方針「いつも安心 いつも美味しい」を実現するため、弊社では生産者の顔がわかる原料で商品を作ることにこだわり、現地を訪れて品質を確かめながら信頼関係の構築に努めております。2013年には北海道十勝の契約農家と「おたべ会」を発足しました。「おたべ」のつぶあん入り生八つ橋に使う小豆はすべて同会から仕入れております。
その他にも「おたべ」の生地に使われるお米や、「京ばあむ」の抹茶などでも同様の取り組みを進めていることが弊社の大きな特徴です。原料、そして素材を最大限に活かす製法を大切に、生産者のみなさんに敬意を持ち、お客様・商品・会社・生産者を一本の線で繋げられるようなお菓子屋さんを目指してまいります。
また、弊社は観光みやげ事業、洋菓子ブランド事業、他社ブランドとして販売する商品を製造するOEM事業といった幅広い“食”のフィールドへの挑戦を続けております。
これからも、昨日よりも今日よりもおいしいお菓子をつくり続け、みなさまの「ホッとする」「楽しい」「思い出」の時間を創出してまいります。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
2023年、「世界一おいしいバームクーヘンを作るためのアトリエ」として、京都市南区に工場・物販・カフェを併設した「atelier京ばあむ」をオープンいたしました。
「atelier京ばあむ」では、地元の方々にも気軽に京ばあむをお買い求めいただけるよう、従来のものよりシンプルなデザインの限定パッケージをご用意しております。地元企業とのつながりを大切に、「atelier京ばあむ」の施工やカフェでのコラボコーヒーの提供、地元農園との連携など、地域とともに事業を広げております。さらに、京都市の「おたべ本館」ではおたべの手作り体験もご用意しており、実際に手で触れながら京都の文化を体感していただくことも可能です。
加えて、弊社ではおたべの製造過程で発生する切れ端を活用し、日本らしさを感じるデザインに仕上げたチョコクランチの製造も行っております。
今後も日本各地の原料を大切にしながら、おいしさをはこび、よろこびを創ってまいります。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
弊社では新卒採用・中途採用を実施しており、「価値観を共有できる人」「自ら問題点を見つけて行動できる人」「感性を磨いている人」「明るく元気な人」の4点を満たしている方と一緒に働きたいと考えております。
弊社は数ある八ッ橋会社の中では最後発の企業です。だからこそ、常に新しいことに挑戦し、自分たちで新しいものを生み出したいと思っています。
「おたべ」や「京ばあむ」のヒットの裏側には数多くの失敗も隠れておりますが、それでもアイデアを具現化し、価値観を共有することをやめなかった成果こそが弊社の歴史そのものです。
私たちとともに、「お客様においしいお菓子を食べていただき、喜んでいただきたい」という思いのもと、安心でおいしいお菓子を追求しませんか。ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご応募ください。

ひとを知る

代表取締役社長 CEO
酒井 宏彰
アメリカの料理製菓専門学校 CIAで料理とお菓子、パンの基礎について学んだ後、国内食品機械メーカーでの営業経験を経て、株式会社おたべ(現:株式会社美十)に入社。2001年に3代目社長に就任。「京ばあむ」を京都土産の新定番に育てる一方、新たな価値と感動の提供を目指し2015年に現社名へ変更。現在は「おたべ」等、多彩なブランドを国内4拠点から展開し、既存の枠にとらわれない商品づくりを推進している。
企業プロフィール
| 企業名 | 株式会社美十 |
|---|---|
| 所在地 | 〒601-8446 京都府京都市南区西九条高畠町35-2 |
| 創業年 | 1938年創業 |
| 代表者 | 代表取締役社長 CEO 酒井 宏彰 |
| 事業内容 |
|
| WEBサイト | リンクはこちらから |
| 求人応募ページ | リンクはこちらから |
| 企業ロゴ | ![]() |



























































