2名の創業からたった10年で売上10倍、社員が100名に達するまでの急成長していたとき、バブル崩壊をきっかけに主力幹部の相次ぐ退社で組織が崩壊した。売上が70％減少し、社員が40名まで激減したのが2002年。私が入社したのはこの翌年の2003年11月。それでも部長が7名在籍する体制だったが、この10年後、私が社長になったときには、在籍する部長はたった１人になっていた。ただ、2008年に着手した、すべての業務をクラウドでICT化し、今では、社内業務、工場、現場のすべての事業が適切に整理されたことで、社内DX、働き方改革、社員教育、先端技術への投資、を継続的に実施できるホワイト組織を実現している。

すでに16年もの開発・運用実績がある弊社のクラウドシステム「建設タウン」を活用し、社員のDX教育を推進することで、事業の付加価値は向上し続けていくと考えています。特に、建設タウンと他の多くのDXツールや元請システム間でデータや機能をAPI連携させることで、DX化による生産性向上の加速した飛躍を実現可能です。この「建設タウン」を全国の同業他社へ提供して基盤システムを共通化させるだけでなく、社会的共通資本をプラットフォームで情報共有することで必然的なアライアンスが実現するコミュニティ構築で業界課題である人手不足や事業承継者不在、技能伝承の課題を解決し、競争優位を構築します。

京都市は世界を代表する観光都市で、コロナ後のインバウンド回復により大変多くの外国人観光客が訪れています。特に、京都ブランドの京野菜を使った古民家をリフォームした飲食店などが活況で、朝食・昼食・夕食を問わずに客単価は大幅に上昇し、多店舗展開やリノベーションも活況です。しかし、これから10年で待ち受ける技能者不足は深刻で、如何に無理なく無駄なく、建設需要を消化していくのかが求められており、まさに京都の建設業界全体のコミュニティ構築が必要なのではないかと考えています。こうしたなかで弊社はこの世界を代表する京都の文化が最適に発展するために必要な建設リソースを、DXを駆使することでサービス提供可能なコミュニティへと変えていきます。

建設業界はまだまだ3K(きつい・汚い・危険)の状況が続いていますが、近年、IT業界から最も注目されている業界であることはご存じでしょうか？また、団塊世代を中心として建設従事者の平均年齢は55歳を超えており、新しい技術習得の受け皿があるとは言い難く、既存事業者は苦戦している現状です。ただ、新しい技術を駆使した建設事業者が新しく生まれ、既存事業者とは比べものにならない生産性を備えて、事業規模拡大をしている事業者が増えています。ホーセックはそんな新しい技術を駆使した建設事業者として、新3K(給与・休暇・希望)を当たり前に実現して飛躍するべく、一緒にチャレンジしてくれる仲間を募集しています。