企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
1988年、創業者が“小さな町工場から世界へ挑む”という想いで立ち上げたのが弊社の始まりです。創業当初は受託加工が中心でしたが、品質と誠実な対応が評価され、次第に試作案件や難加工品の相談が増えていきました。
代表交代の時期には、赤字や体制再構築など大きな転換点もありましたが、設備投資と人材育成を進め、ISO9001とKESの取得により品質基盤を強固にしたことでこれに対応。現在は多様な加工技術を統合した“総合カスタムメーカー”として進化し、より広い領域で新たな価値を提供する企業へと歩みを進めております。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
弊社の強みは、金属・樹脂・板金をワンストップで対応できる総合力と、短納期にも応える俊敏な判断と行動力です。プロトタイプから小・中ロットまで幅広く対応できる設備と技術を保有しており、参入障壁の高い複合加工において他社にはない柔軟性とスピードを発揮しております。さらに、財務の健全性や外部パートナーとのネットワークも強みで、情報収集から実行までの展開が非常に速いです。今後は自社ブランドの開発や新領域への参入を図り、ものづくりの価値を再定義する企業として事業の拡張を進めていく所存です。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
京都に根ざす企業として、地域の産業基盤を支え続けることが弊社の使命です。若手人材の流出が進む中、地元で働く魅力を感じてもらうために、工場見学や職業講話を通じてものづくりの魅力を発信しております。また、育児支援など働き続けられる環境整備にも取り組み、SDGs「働きがいも経済成長も」「産業と技術革新の基盤をつくろう」に寄与しています。今後は地域企業や教育機関との連携を深め、京都から世界へ挑む若者が増える循環をつくり、持続可能な地域産業の発展に貢献していく方針です。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
弊社では品質管理・営業・営業支援など幅広い職種で中途採用を行っております。経験の有無よりも、ものづくりに誠実で、学び続けられる姿勢を重視している点が特徴です。加工技術はもちろん、顧客との対話や課題解決力など、多様な成長機会があるため、主体的にチャレンジできる人材と相性が良いと考えております。工場は最新設備を揃えつつもアットホームな雰囲気で、現場と事務の距離が近く意見が反映されやすい環境です。将来は組織づくりや新規事業にも関わる機会があり、“技術で世界を変える”というビジョンを共有できる仲間を歓迎いたします。
ひとを知る

代表取締役社長
渡邊央剛
高卒認定試験合格後、関西外国語大学で英米語を専攻し、ニューヨーク州立大学にも在籍。その後、同志社大学大学院ビジネス研究科で経営学を深め、現在は京都大学大学院法学研究科で法学を学ぶ。ニデック株式会社では永守氏の経営手腕を間近で学び、広報業務を通じて経営の現場を経験。2020年には株式会社タキオンワタナベの取締役に就任し、創業者死後15年にわたり売上が下降していた会社の抜本的な改革と再建に尽力。
プレスリリース
SDGsへの取り組み
- 【7】ISO・KESの基準に基づいた省エネ運用を徹底し、製造工程の環境負荷を継続的に低減いたします。
- 【8】高度な品質体制のもとで若手の技術育成を進め、働きがいと成長が両立する現場づくりを実現します。
- 【12】KES活動として廃棄物削減と再資源化を推進し、持続可能な生産プロセスを全社で構築しております。
企業プロフィール
| 企業名 | 株式会社タキオンワタナベ |
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| 所在地 | 〒601-8201 京都府京都市南区久世川原町198-18 |
| 創業年 | 1986年創業 |
| 代表者 | 代表取締役社長 渡邊央剛 |
| 事業内容 |
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| 企業ロゴ | ![]() |




























































