企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
昭和60年4月オオギ土質工学研究所として創業を開始し、同年7月に現在の扇コンサルタンツ株式会社に名称変更をしました。創業当時は神戸市を中心に、測量と地質調査で売り上げの大半を占めていましたが、平成に入ってから徐々に設計の売り上げを伸ばしていき、現在では設計が6~7割を占めるようになりました。また、それまで受注の中心が神戸市役所や兵庫県であったので販路拡大を目指し、平成9年に大阪支店、平成14年に三田営業所、平成26年に姫路営業所を開設し、売上も順調に伸ばしております。阪神大震災で事務所移転を余儀なくされてから27年後の令和4年、本社を東灘区から中央区へ移転し、さらなる飛躍を目指します。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
現在、日本は少子化に伴い生産人口が年々減っています。我々の業界も高齢化が進み、若者の雇用に苦労しています。そんな中で、AI技術やIT技術の小労力化でそのような状況を打破していかなければなりません。我が社も測量および設計の3次元化、UAVを活用した新技術に取り組むべく、機器や専用ソフトなどのアプリケーションの導入を行っています。2次元から3次元へ、また、小労力化がどんなに進んでも、最後は人の「力」や「目」が必要不可欠です。そして、都市開発や復旧・復興を行っていく限りは測量・設計業界はなくてはならない存在です。国民・市民の安全安心を守るのは私たちだという、信念を持って社会に貢献していきます。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た兵庫地域の魅力について教えて下さい。
神戸という街は六甲山系を中心に、市街地と海・山・川の自然を豊富に持ち合わせているのが最大の魅力です。また、2017年には神戸港開港150年を迎えています。昔から貿易が盛んなため、国際色豊かな人たちに触れ合うことができるのも神戸の魅力です。これからは三ノ宮駅周辺を中心に、市内の主な駅前やウォータフロントも含め、市内の随所で街づくりが進められます。老若男女・国籍を問わず、活気あふれる街並みに変貌を遂げていくのが楽しみな街です。衣・食・住、産・学・官、そして人と街、あらゆる角度から見渡しても魅力を発信できる街だと実感できるのが神戸です。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
我々の仕事は、安心安全なまちづくりに必要不可欠な仕事です。都市形成において「第一歩目」の仕事であると同時に、ひとたび災害が起きれば復旧・復興においても「第一歩目」の仕事です。弊社のホームページトップに「わたしたちが神戸の街を守る」とありますように、「街づくりに貢献したい」、「自分にしかできない仕事を身に付けたい」、また「土木工学に精通したカリキュラムを学んだ」という方の応募を期待します。そして私の座右の銘は「何事にも前向き・貪欲に」です。そんな思いで取り組めば、どんな困難も乗り越えることができると信じています。是非、その思いに共感できる方に応募していただきたいと思います。
ひとを知る
代表取締役
田村貴志
第一工業大学工学部航空工学科を1996年に卒業後、新卒入社。入社前の会社訪問が1995年8月で、阪神淡路大震災の復興中の街並を目の当たりにし、創業者からのこの仕事の重要性や会社はファミリーという言葉を念頭に、2012年に代表者に就任後は風通しの良い会社づくりを心掛けています。実は学生時代は航空機の整備士を目指していましたが、今では現在の仕事で良かった思うと共に誇りに思っています。
企業プロフィール
企業名 | 扇コンサルタンツ株式会社 |
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所在地 | 〒650-0024 神戸市中央区海岸通4丁目3-7 |
創業年 | 1985年創業 |
代表者 | 代表取締役 田村貴志 |
事業内容 |
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