企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
1932年創業。創業当初は、帽子の材料となる紙で作った糸などの製造と輸出を主としていました。その後、岡山県倉敷市と中国の協力工場で帽子の製造を開始。以来、帽子製造卸のプロフェッショナルとして、これまでに多種多様な帽子を生み出し、世代・国境を超えて多くの人に愛して頂いております。90年の歴史の中で、阪神淡路大震災をはじめ、バブル景気の崩壊、ドルショック、新型コロナウイルス感染症の蔓延など様々な困難に直面してきましたが、その度に会社で一致団結し、時代の変化に合わせてピンチをチャンスに変え乗り越えてきました。また、2018年には純国産帽子ブランド「AURELIA(アウレリア)」を立ち上げ、常に新たなことへ挑戦し続けています。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
時代や文明が絶えず進化し続ける中、私たちは柔軟な発想をもって時代の流れに乗ること、そして自分たちの変化を恐れずに、その変化を常に楽しみながら挑戦していくことを念頭に置いています。弊社の主は帽子ではありますが、その時代を生きるお客様のニーズに合わせたモノを常に創造していくことが大事だと考え、帽子のみにこだわらず鞄やストールなど様々な服飾雑貨を展開しております。また、時代が進むということは人も変わっていきます。若手にも積極的に事業を提案してもらえるような環境作りに取り組み、全ての社員が常に新しいことを考えチャレンジできることが弊社の強みであると感じます。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た兵庫地域の魅力について教えて下さい。
神戸は街も人も、古くからの伝統を大切にしながらも、新しいものも寛容に受け入れる創造性が非常に高いことが魅力の1つだと思います。その魅力が弊社の掲げる企業理念と似通った部分があり、神戸の街のように目指していくところでもあると考えています。また、自社ブランド「AURELIA(アウレリア)」を立ち上げたことによって、より一層神戸という街の魅力を再認識することができました。神戸が持つクラシカルで綺麗な街並み・爽やかな海、緑々しい六甲山などがブランドのコンセプトイメージと合致し、大きな影響を与えてくれました。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
日本真田帽子株式会社の人事理念は『実現に向けて挑戦する人材の創造』です。個人が成長意欲を持って、失敗することを恐れず常に新しいことにチャレンジする姿勢をとても大切にしており、社歴関係なく若手であっても積極的に提案して事業に携わっていける社風だと思います。どんな時でも常にチャレンジャー精神を持ち、時代の流れ(変化)を楽しんで仕事できる方を必要としています。また、量販店様やセレクトショップ様との取引も多いので、自分の考えを発することも大切ですが、相手の立場に立って物事を考えられる誠実さと思いやりも大事にしています。
ひとを知る
代表取締役
阿部浩介
国内の大学を卒業後、アメリカへ留学。留学して2年目の時に起こった阪神・淡路大震災をきっかけに帰国するも、家業である「日本真田帽子株式会社」の本社と自宅が全壊していたため、岡山県倉敷市にある製造工場に泊まり込んで会社の再建に当たった。その後、約20年にわたり様々な業務や役職を経験。2014年に3代目である父親から会社を引継ぎ、4代目として代表取締役に就任。
SDGsへの取り組み
- 12, 環境に優しい素材開発から商品を企画、そして製造まで、すべての工程を一貫して生産することにより、末長く使って頂けるクオリティを維持することを考え、ものづくりを続けています。
- 14, 素材開発において、弊社が得意とするブレードの材料に間伐材や持続可能なマニラ麻などの原料を使用した和紙の糸を生成したものを使用した帽子ブランド(AURERIA)を展開しています。
- 15, 特殊な色付け方法(無水印刷による和紙への色付け)で和紙糸を生成、その糸を使ってブレードを編み上げることでカラフルな色展開のブレードハットを展開、排水を一切出さないカラーブレードの開発に成功しました(特許取得済み)
企業プロフィール
企業名 | 日本真田帽子株式会社 |
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所在地 | 〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通4丁目1-12 |
創業年 | 1932年創業 |
代表者 | 代表取締役 阿部浩介 |
事業内容 |
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