2001年11月、不動産会社を起業してマンションの買取転売を軸に事業を展開。競合他社の多数参入と不動産の証券化という新しい事業形態の普及により仕入れ価格が高騰し始めました。
弊社の事業も不動産コンサルから売買仲介へと変化していきました。より深くお客様のお気持ち・考えを十分に理解し共感することが仕事につながるようになり、土地家屋調査士となったあとは境界確定測量の業務が増え、いまではメインの仕事となっています。誠実に紛争なく業務を完了することで、円滑な不動産取引が行われ、心地良い地域コミュニティー作りの一翼を担っています。

不動産業界は多岐にわたる問題をはらんでいます。幅広い不動産事業の失敗と成功体験からの知恵、そして心理学を学んだことで、弊社顧客と隣接土地所有者との心の関係性、現場の状況・事実を偏ることなく中立の立場で俯瞰してみることが出来るようになりました。
ネット社会の普及や少子高齢化、共働き世帯と単身者世帯の増加により近隣住民との付き合いは希薄化しています。さらに、所有者不明土地の急増で隣地土地所有者を特定して直接話をすることが難しいケースも増えてしまいました。このような時代における弊社の強みは、追跡調査です。弊社のもつ粘り強さで依頼された業務を遂行いたします。

弊社の在る「鷺沼」は、駅および駅前の再開発事業が計画されており、東急の駅ビルと川崎市宮前区役所と図書館、市民館が新しく整備される予定です。東急沿線のベッドタウンとして隣の「たまプラーザ」と並んで人気のエリアです。交通の便も良く、東急田園都市線、横浜市営地下鉄線、JR南武線が利用でき、東名高速道路の川崎IC・横浜青葉IC、第三京浜道路の川崎IC・都築ICも近く、また隣の「たまプラーザ」駅は羽田・成田空港へのリムジンバスのターミナルステーションもあり、どこへ行くにも何でも使える最高の立地といえるでしょう。
川崎市立富士見台小学校は、長年帰国児童の受け入れ校であったことでも有名です。

不動産は唯一無二のもの。そして、人も唯一無二の存在です。それが何かの縁か偶然で、私たちの仕事が生まれてきます。全く異なる2人以上の当事者の理解を得て合意してもらうことが求められます。途中で信頼関係を損ねてしまうと、最終的にまとめるためには想像も出来ないほどの労力と時間がかかってしまいます。だからといって、必要以上に怖がることも謙る必要もありません。ときには大胆な言動も必要です。自分なりのスタイルを構築していくことです。
途中何度も心が挫けることも経験していくでしょう。何度でも挑戦する逞しさと、諦めない責任感を持つ、明るい性格の人と一緒に働きたいと思います。