弊社の創業年は1980年ですが、1970年代は化粧品による肌トラブルが多く、社会問題になっていた時代でした。そこで、創業者の池森が「本来化粧品は肌をキレイにするものなのに、なぜ肌が荒れるのか？」と疑問を持ち、原因の添加物に目をつけて「無添加化粧品」を開発したのがファンケル創業のきっかけでした。また、1994年に開始した健康食品事業も当時は数万円もするような高価な健康食品などが主流で、毎日続けられる価格で品質にこだわったサプリメントを開発したいという想いがきっかけとなり、健康食品事業を立ち上げました。そして大きくこの事業を成長させた転換点は、消費者庁から2015年4月に開始された「機能性表示食品制度」です。この制度によりサプリメントの機能をわかりやすく、商品メッセージとして伝えることができるようになったことでサプリメントが身近なものに変化し、お客様からも「商品を選びやすくなった」といった声が多数寄せられました。これを機に『えんきん』『内脂サポート』といったスター商品も誕生し、現在も多くのお客様のお悩みを解消するサプリメント開発に繋がっております。

ファンケルは自社で研究・企画・製造した製品を多様なチャネルで販売し、お客様のニーズや声をすばやく社内へ反映できる「製販一貫体制」を大きな強みとしております。この体制により、お客様から販売スタッフにご要望やご意見をいただいた際は早急に企画担当や研究機関にお客様の声を届けることで商品やサービス改善に繋げることが可能です。また、総合研究所では美と健康の領域における基盤研究から製品開発までを担っており、2016年からは皮膚科学研究・製剤研究・脳科学研究など、革新的な研究による成果を積極的に製品に応用し、ファンケルの研究力は高く評価されております。国内6ヶ所にある生産拠点は安心・安全な製品をお客様へお届けすることを使命に、誠実なものづくりを追求しております。弊社の従業員の一致している価値観は、「ファンケルは、世の中・お客様の美しさと健やかさを、一生涯寄り添い、支える企業でありたい」です。この目標を実現するためには、もっとお客様を知ってつながっていくことが大切であり、それこそがファンケルの持続的な成長にもつながっていくと考えております。

神奈川県は首都圏へのアクセスも良く、箱根や湘南、江ノ島など多彩な文化と自然を有した地域です。また全国2位の人口を擁する神奈川県には多くの企業や大学がみなとみらいなどのエリアにあり、イノベーションにつながる取り組みを産官学連携で力を入れておこなうなど、技術開発ビジネスにおいても高いポテンシャルを有していると感じております。
これらに加え、多彩なグルメも魅力で外国人観光客も訪日観光客数は年々増加しております。　インバウンド需要が高まるなか、さらなる経済効果も期待されます。そして今後、リニア中央新幹線が全線開通することが予想されており、ますます地域の発展と魅力向上につながることが期待できる地域です。

ファンケルの使命は「正義感を持って世の中の不を解消すること」です。この使命を実現するには「人の力」が最も重要です。社員には「不」を探索し解消のための挑戦を続ける情熱と、環境変化に対応する柔軟な思考やスピード感に加え、多様性から新しい価値を生み出すチームワーク力を求めております。昨今ではジョブ型雇用を導入される企業様が増えてきておりますが、ファンケルはすべての機能を担う「製販一貫体制」のため、複数の専門性を身につけることができます。新しいことに興味を持ち、前向きに挑戦できる方、世の中の「不」を解消するというファンケルの理念に共感し、未来をともに創っていきたいという志を持った方のご応募をお待ちしております。