2016年に法人設立後、約1年間の準備期間を経て2017年10月花巻市内に「就労継続支援B型事業所ふぁーすとりんく」を開所いたしました。同時に、各種印刷業・食品梱包の軽作業を受注し、事業を開始します。2018年には農業と福祉施設の連携「農福連携」を推進し、花巻市内の個人農家様と施設外就労契約を締結いたしました。こちらの連携を通して、利用者様の工賃向上やスキルアップに繋げたいと考えたためです。さらに連携は広がり、2019年には精肉工場様と施設外就労契約を締結いたしました。併せて、個々の能力に合わせた一般就労に限りなく近い環境づくりを行います。そして、2021年より店舗展開を計画しておりました「就労継続支援Ｂ型事業所いんくるりんく」を2023年6月北上市内に開所。今後も、ますます事業を拡大してまいりたいと考えております。

弊社の強みはまず、「より高い平均工賃額」でしょう。これは農福連携を含めた施設外就労を行うことで可能としております。次に、多くのステークホルダー様と連携を図りつつ障がいを抱える方の可能性を認知していただけるよう力を注いでおり、このことが2つ目の強みである「一般就労に限りなく近いこと」につながります。3つ目の強みは、「個々のニーズに合わせた働き方」です。利用者様には週1回からの利用、また午前・午後どちらかの通所も可能としており、無理のない範囲から通所を開始できます。さらに、様々な作業を受注しているため個々の能力に合わせて、作業をしていただける働きやすい環境も実現しております。

弊社のある花巻市は、岩手県唯一の空港があり、訪れやすい地域です。花巻市出身である宮沢賢治に関連した観光名所、ブランド肉の白金豚や、満州ニララーメンなどの美味しい食べ物もあり、多くの観光客が訪れております。年始には、全国わんこそば大会が開催され、毎年大いに盛り上がっております。また岩手県は、人ごみや交通量が少なく、広い公園もあるため交通事故などに巻き込まれにくい環境で、子どもがのびのびと遊ぶことのできる非常に暮らしやすい地域であることも魅力です。

弊社では現在求人募集をおこなっておりませんんが、今後採用を行う機会があれば、スタッフには、コミュニケーション能力のある方が望ましいです。やはり利用者様と多く接する職業ですので、コミュニケーション能力は必須と考えられます。福祉関連の資格は必ずしも必要ではありません。知識の有無に関係なく、「障がい者」として一線を引くことなく、一人の人間として利用者様に関わってほしいと考えるからです。また、利用を考えていらっしゃる方には、気軽に訪れていただきたいです。このページをご覧になったより多くの方に弊社の障がい者支援事業について、少しでも知っていただければ幸いです。