企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
昭和58年に株式会社になった中原商店は、昭和62年に岩手県第1号として国の融資を受け、レストラン経営を始めました。麺サミットが開催されようとしていた当時、もともとわんこそば等麺文化が根付いていたこともあり、弊社では岩手県のソウルフードである盛岡冷麺を作りました。そこで実績が認められ、銀行の融資を受けることができ、事業の継続・拡大を進められたのは大きな転換点だったと言えます。その後狂牛病が流行し、焼肉を提供していた弊社を含むどの店も大打撃を受けてしまいましたが、そのような時でも、お家でお店に来店した際と同じ味をお客様に楽しんでいただきたいという思いから生まれたお土産用の商品は、お陰様で当時の売上の25%も占めるほどに多くの方からご好評を頂き、今でも重要な事業となっております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
現在の事業は、外食産業を核として行っております。商品に関しても販売の仕方に関してもシンプルさを求め、余計なことはしないようにしております。これは一緒に働く従業員も理解しており、商品を無駄にしないようにしているため、弊社における食品廃棄はございません。また、企業主導型の保育事業も展開しております。こちらは「食」をテーマとしていて、保育を全て食と絡めることで私たちの基本理念である、「本物とは何かを追求し「物の世界と人の世界」の調和を構築する」ことに繋げております。さらに今後は、人口減少や後継者不足、食品ロスなどについて考え、農業まつわる事業も弊社で始動してまいりたいです。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た岩手地域の魅力について教えて下さい。
自然環境に恵まれているところが岩手県の魅力です。異業種の仲間や、原敬や宮沢賢治といった政治家や文化人などの有名人を多く輩出しており、良き人間関係の構築が可能な地域であると言えます。心配りやおもてなしの心が溢れている街です。また三本の川や盆地、岩手山といった自然の中でリラックするにはとても良い環境が整っているため、それが全てのエネルギーになっていると感じております。さらに文化遺産も沢山残っており、自分の足で歩いて見ることが出来る素敵な街です。これらの点が地域の魅力であると思います。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
社長の考えや会社の方針として、お客様や従業員、地域を大切にすること、本物とは何かを想像し、モノの世界と人の世界の調和を構築すること、食文化を創造することで地域の文化を豊かにすることなどを基本理念として掲げております。そのため、弊社の理念を知り、共感できる方を求めております。共感できるからこそ真摯に向き合い、素直に夢中になることができると考えるからです。これらを踏まえ、さらに謙虚な姿勢をお持ちの方に来ていただきたいです。また、社長自身の従業員の声を聞き、やりたいことをやってもらいたいという思いから、惜しまず支援をいたします。そのため、向上心があり、そこに向かって頑張れる方を望んでおります。
ひとを知る
代表取締役社長
邉龍雄
昭和42年に盛岡私立高校を卒業し、資源回収問屋である家業の手伝いをしつつ富士大学付属経理専門学校に通う。昭和46年には富士短期大学に入学。さらに、昭和48年には大原簿記専門学校にて、税理士試験認定科目中3科目に合格。その後4年以上、信用組合岩手商銀で働き、鉄・スクラップ加工処理業に変わった家業の手伝いを再び開始し、昭和58年に中原商店を法人化。昭和60年に代表取締役に就任し、現在に至る。
SDGsへの取り組み
- 【8】一緒に働く仲間として従業員をとても大切にし、従業員一人一人が働きやすいよう、社内表彰や支援を行ったり、現場の声を反映させたりすることを大事にしております。
- 【12】売れなかった商品を廃棄物処分することはありません。従業員一人一人が賞味期限以内に食べているため食品廃棄はございません。
- 【7】【11】「赤い羽根共同募金」や地域の清掃活動などを行うほか、クリーンなエネルギーを使い、住みよいまちづくりに貢献しております。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社中原商店 (ぴょんぴょん舎) |
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所在地 | 〒020-0142 岩手県盛岡市稲荷町12-5 |
創業年 | 1955年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 邉龍雄 |
事業内容 |
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