企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
初代社長が第二次世界大戦から帰国した当時、日本は食糧難の時代でした。そこで、世の中のためになる仕事をしたいと考え、1948年に小さなパン屋を開業したのが弊社の始まりです。その思いを引き継ぎ、ホールセール製パン事業のシライシパンでは求めやすい価格でたくさんの人に安定した品質の商品を届けることを目標にしております。2009年には従来の盛岡工場に加えて仙台工場の操業を開始し、リージョナルな企業に大きく変わりました。2013年には、パンの価値と楽しさを感じられる場としてPanoPanoというベーカリーをオープンし、今年で10年目になります。これからも人々の生活に寄り添って美味しいパンをお届けします。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
私たちの使命は皆様にもっとパンを食べていただくことです。弊社では地元の食材を使った商品開発に取り組んでおります。これらの商品にはお客さまから大きな反響をいただいており、また地産地消の取り組みとしても地域に貢献しています。さらに、「もち姫」という盛岡で開発された小麦の研究にも携わっています。「もち姫」は他にはない面白い食感で、現在は弊社のベーカリーPanoPanoや百貨店の催事などでこの小麦を使った商品を販売しています。また、東北地方は全国でもパンの消費量がかなり少ないのが現状です。そのため、人々の生活そのものに影響を及ぼし、パンを普及させるためにも新しい提案ができる産業を日々目指しています。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た岩手地域の魅力について教えて下さい。
岩手県は食料自給率が100%を大幅に超えていて、人々に分け与えられるくらいの農産物を作っている県です。豊かな自然環境を生かして、作物の素材の良さを全国へお届けできることが岩手県の大きな魅力です。パンの原材料である小麦の生産も盛んで、東北一の生産量を誇ります。また、弊社では地域の貢献活動に取り組んでおり、クリスマスの時期の福祉施設へのケーキの寄付は初代社長の頃から50年以上続けています。さらに食べ物と人々の健康は密接に関わっていることから、サッカー大会の協賛もしています。岩手県の方々がお腹が空いたというような思いをせずに楽しく過ごしてほしいという願いのもと、これからも地域の貢献に取り組みます。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
弊社ではさまざまな力を持った人たちがコミュニケーションを図りながら、一つの目標に向かって仕事をすることがとても楽しく、従業員一人ひとりや企業としての成長にも繋がると考えています。営業や製造、商品企画を担当する者だけではなく、弊社にはデザイナーもおります。お客さまへアプローチをするためにはデザインなども含め多種多様な能力が必要です。部署の垣根を超えて連携し、意見交換を行い、より良いものを作り上げていくためにも「自分はこれが得意だ」というものを一つでも持っている方からの応募をぜひお待ちしております。
ひとを知る
代表取締役社長
白石雄一
元々は理工系志望で大学でデザインをはじめとする人の情緒的、感覚的な主観を工学的に分析し応用する感性工学を専攻。大学院生のときの夏休みのアルバイトをきっかけに中途退学してベンチャー企業にてエンジニアとしてソフトウェアの設計・開発業務に従事、その後渡英を経て、祖父が創業した白石食品工業入社。仙台工場買収やベーカリー事業立ち上げなどを手掛ける。2015年より代表取締役社長。
企業プロフィール
企業名 | 白石食品工業株式会社 |
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所在地 | 〒020-0495 岩手県盛岡市黒川23-70-1 |
創業年 | 1948年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 白石雄一 |
事業内容 |
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