企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
代表が大阪大学人間科学部より視線計測技術を用いた研究とその後博士課程では認知発達ロボティクスやニューロフィードバックの研究に従事してきましたが、論文のための研究ではイノベーションは起こせないと感じ就職先であった国際電気通信基礎技術研究所(京都)を8ヶ月で辞めて創業に至りました。出身は実験心理学ですが、博士号のない学生が研究とビジネスの両軸を目指すことは当時はなかなか理解されず、研究者の登竜門である日本学術振興会特別研究員DC1に採択されるも大学側の圧力で博士号を断念しなければならなかったため「真の社会実装を」という純粋な思いとその反骨精神から、ユニコーンを目指すスタートアップとして現在活動を続けております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
Vision pro(空間コンピュータ)の発表以降、世界的に洗練された3D制作は喫緊の課題です。ニューラルポートでは、神経科学・ロボティクスといったグローバルな高度研究開発人材からなるスタートアップであり、ワンランク上の3D空間制作や、特殊なカメラを用いた3D映像の制作が強みです。またアスリート向けのVRストレス(脳疲労)チェックは、フィジカルデータを超えたメンタルの可視化とパフォーマンスの再現性向上に寄与します。新奇かつ革新的なゼロイチのモノづくりで、地方から世界に挑戦しております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た兵庫地域の魅力について教えて下さい。
経営者のまちである芦屋は、商売には厳しい地域です。しかしながらスタートアップの枠を超えて、経営者の先輩方にご指導いただける厳しくも温かい地域で、日々もがき苦しみながらも確実に成長できると信じております。またKANSAIは経営DNAが脈々と続く地域であるため、スタートアップの良い部分とバランスを取りながらチーム全体の幸福を追求することで新しくも優良な企業として向上できると考えます。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
XRのプロダクト開発に関心のある研究人材に来ていただきたいです。また、会社としてより成長していくためにも、データサイエンティストや健康経営のノウハウがある方を求めております。株式会社ニューラルポートでは新しい知見や技術を探求する姿勢が重要視されます。そのためゼロからイチを生み出す革新的なモノづくりを志向し、「JAPAN original」という独自の視点を持ちながら、地球規模の変革を目指す高い視座を持つ人材に来ていただきたいです。このような志と能力をもって、私たちと一緒に未来を創っていきましょう。
ひとを知る
代表取締役
島藤安奈
1992年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科で自閉スペクトラム症児の視線行動特性について視線計測装置を用いた研究を行う。修士課程修了後、大阪大学大学院連合小児発達学研究科や東京大学国際脳情報研究センターで脳と知能に関する先進的で総合的な研究に従事。また国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)や国際電気通信基礎技術研究所で広範な情報通信技術の知識を積み重ね、2020年9月に株式会社ニューラルポートを創業。
SDGsへの取り組み
- 【9】世界にはないゼロイチのモノづくりで、地球規模のイノベーションに貢献します。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社ニューラルポート |
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所在地 | 〒659-0013 兵庫県芦屋市岩園町1-8 パルティ芦屋Ⅱ 2F |
創業年 | 2020年創業 |
代表者 | 代表取締役 島藤安奈 |
事業内容 |
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