企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
2019年に丹波篠山市で植物工場を建設、主に外食業態のお客様向けの受注が増加する中、2020年~2021年頃はコロナウイルスの影響により一時は受注が半分以上無くなるなど、厳しい時期が続きました。しかしその間、社員一人ひとりがどうすればもっと良い野菜が作れるようになるのか、現場で改善できることは何なのかを真剣に考え、実践し続けたことで品質が向上し、少しずつお客様の支持を得ていきました。今では日本全国のカフェチェーン、コンビニエンスストアのサラダやサンドイッチなどで採用され、様々な場所で自分が作った野菜が商品となっている姿を目にできるようになり、全社員の大きなモチベーションとなっています。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
現在弊社では、丹波篠山市と養父市の計3工場でリーフレタスを中心に、4種類の野菜を生産し九州から北海道までのお客様へ販売しています。また野菜の大きさ、食感、葉の形状、葉の色などの品質面において、お客様からの要望に近づけるため、日々新品種の開発、栽培環境の研究を行っており、栽培技術は非常に速いスピードで進化しています。
これらの品質調整に加え、虫などの異物の付着がなく、年間安定した品質で野菜を作ることのできる生産の仕組みを確立することは、新たな農業づくりへのチャレンジであり、必ず未来の日本に貢献できるものと確信しています。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た兵庫地域の魅力について教えて下さい。
本社、工場のある丹波篠山市は多くの美しい山々に囲まれた自然豊かな街です。工場の玄関から見る山並みはこれまで見たどの景色よりも美しいと感じます。古くから農業が盛んで、黒豆や栗は日本でも有数の産地であり、秋には他県から多くの方がそれらの名産品を求めて丹波篠山を訪れます。また日本100名城にも選ばれている篠山城(跡)や城下町も有名で、こちらも多くの観光客が訪れます。弊社の社員は9割以上が丹波篠山市在住の方ですが、社員ひとりひとりが地元で働いていることを誇れるような企業でありたいと考えています。もっと多くの方に当社の取組みを知っていただけるようにこれからもより良い野菜作りに励んでいきたいと思います。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
失敗を恐れず新しいことにチャレンジしたい人、課題に対し自ら考え行動、発信することができる人、周囲への感謝の心を持ちそれを表現できる人、このような方と是非一緒に働きたいと考えています。弊社の事業はこれからの食文化を新しく創っていく仕事です。その過程では、前例のないことや課題にぶつかることもたくさんあります。しかし、課題を解決できた時はとても大きな喜びがありまさに自らの手で新しい世界を創ることを体験できます。また野菜作りは一人では達成できません。自分に関わる方への感謝を忘れず、それを表現することは社会で生活する上で、大切なことだと考えています。
ひとを知る
代表取締役
森優
同志社大学卒業後、2010年に三菱電機株式会社に入社し、FA機器の営業に従事。2016年、森久エンジニアリングへ入社、植物工場設備の営業を担当しつつ、2019年には新たに建設した丹波篠山市の自社植物工場の立上げを行う。2020年、株式会社モーベルファームを設立し、2021年に丹波篠山第2工場を竣工。2023年、オリックス株式会社から兵庫県養父市の植物工場を買収、現在は兵庫県内で3つの工場を運営中。
SDGsへの取り組み
- 【2】 1年中安定的に野菜を生産、供給することにより、日本の食料自給率の向上に貢献します。
- 【9】最新の技術を駆使し、「日本が誇る新しい農業」づくりを目指します。
- 【11】農薬は一切使用せず、野菜が成長する過程でCO2を吸収するため、環境に配慮した生産を実現しています。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社モーベルファーム |
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所在地 | 〒669-2432 兵庫県丹波篠山市八上内10-1 |
創業年 | 2020年創業 |
代表者 | 代表取締役 森優 |
事業内容 |
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