私が代表取締役に就任した当時、弊社は下請けでしたが、住んでいらっしゃる方の本当の声を聞くことができないのはこの業界に従事する者として、本当に幸せなことなのかと疑問を抱き、「弊社とご縁のあった方に喜んでいただきたい・直接家づくりをしたい」という想いで、下請けを卒業し自分達で営業することにいたしました。お客様の住みよい暮らしのため、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」という省エネルギーやCO2削減等へ貢献を目指している住宅における賞を12年連続でいただけるほどになり、性能、品質にこだわり、地域に建つ住宅について、よりよいサービスを追求しております。また、保険事業を自社で行うことで、家の支払いだけではなく光熱費、保険など家計から出る支出についてもお客様目線で考えられるようになり、おかげさまで苫小牧・室蘭エリアの住宅着工棟数は13年連続No.1です。お客様に応援していただき、ご縁をいただける住宅会社になってきました。

胆振地域における着工棟数13年連続No.1の実績を持ち、外皮性能の向上と光熱費のかからない住宅の普及を推進するなど、業界のトレンドをリードしている点において強みであると考えます。こうしたこだわりが評価され、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」を12年連続で受賞しております。また、自社の大工部隊は20代の若い大工を中心に育成し、質の高い教育を提供しております。カーボンニュートラルに貢献できる家づくりを通して、地域にデザインの力、構造の力、エコの力、長持ちの力、豊かさの力の５つの力の大切さを伝えて行き、さらに保険部門を有し、お客様のライフプランまでトータルでサポートできるのも弊社の魅力です。家を建てた後のアフターサポートも万全で、契約はこうした建て主様からの紹介が全体の40％を占めており、その信頼性は苫小牧市で1位を誇ります。地震や停電に対する耐久性も確保し、災害に強い家づくりを実現しております。

国際拠点港としての機能を持つ苫小牧は、カーフェリーや多くの内外航定期コンテナ船が就航しており、日本の中心的な流通拠点の一つとして役割を果たしております。また、苫小牧港と新千歳空港のダブルポートを有し、道内でも交通アクセスの優れた産業拠点都市としての地位を築いております。気候面においても夏は涼しく過ごしやすく、冬は他の地域に比べて降雪量が少ないのが特徴です。そのため、太陽光発電の普及率が非常に高い地域でもあります。さらに、苫小牧はゼロカーボンハウスの推進に力を入れており、促進補助金も設けられております。子育て支援も充実しており、家庭を持つ方々にとっても住みよい環境です。

弊社では新入社員の方に価値観の共有を優先しております。利他の心、お客様、仲間に喜んで頂くという事を軸に考え仕事をする。また「知識」より「人間性」を求めております。特に成長意欲・前向きな態度・笑顔を大切に考えており、個人の長所を伸ばし、会社、個人において目標を持ち同じ価値観のもとオーナーシップを持ち行動を出来るという事を軸に採用を進めております。そのためには考より行、常に挑戦し、その過程での失敗は恐れず、学びの機会として捉えられる思考力が重要です。失敗を避けようとするのではなく、弊社では積極的な挑戦を奨励しております。失敗から得られる気づきや成長を経験することで、より価値ある人材として成長してほしいと願っております。