企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社は1896年に農商務・榎本武揚、逓信・野村靖、両大臣より設立免許を受け、「函館船渠株式会社」を創業いたしました。1世紀を超える歴史の中で、地元函館にとどまらず、北海道と日本において重要な役割を果たしてまいりました。そして、国際的な動乱や北洋漁業の盛衰、オイルショックなど、多くの繁栄と苦境の時代に柔軟に対応しつつ、1984年に現在表記の「函館どつく株式会社」に社名を変更しております。その後、2007年には株式会社名村造船所の連結子会社となり、同社からの支援のもと、現在も協力会社従業員等を含め1,000人を超える従業員が働いております。今後も、地域の主力企業として、地元経済のみならず多方面へと貢献し続けてまいりたいです。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社の1番の強みである「技術力」は、明治から連綿と続く歴史の中で培われてきた貴重な財産であり我々の誇りです。先人たちが創意工夫をして造り出してきた船は、国内外の船主様から「函館ブランド」として海運業界に広く、そして、高く評価され、弊社の誉れとなっております。その「技術力」の伝統を継承し、さらに進化させ続け、船舶の建造、艦艇や海難船の各種検査・修理、橋梁陸機の製作など各分野において、お客様から選ばれる会社であるために、技術者集団としての誇りと自らに対する厳しさ、そしてまごころを込めた「ものづくり」で、今後も満足される製品やサービスを提供し続けてまいります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た北海道地域の魅力について教えて下さい。
北海道は魅力度が高く、民間調査でも定評がある地域です。春は桜や菜の花、芝桜と広大な面積に広がる花々に春の毛ガニ。夏は国内でも涼しい気候で、花火大会、ひまわり畑にとうもろこしやメロン。秋は紅葉、稲穂、秋鮭にいくら。冬は雪や流氷、ホワイトイルミネーションなど、四季によって例を挙げると際限がないほど、北海道特有の様々な景色と味覚を堪能することができます。弊社も観光地で有名な函館において、皆様のご愛顧のお蔭で2022年に創業126周年を迎えました。魅力ある北海道の地で、そして、都会や工業都市とは異なった趣を有するこの街で共に働いてみませんか?
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
弊社は新しい時代の変化とともに、さらなる向上を目指して、ダイバーシティーを尊重しております。応募していただきたい人材の特徴といたしましては、「心身ともに健康でコミュニケーションができることが基本にあり、目標に向かって実現可能な計画を立て最後まで粘り強くやり遂げようとする方」「常に目的意識や問題意識を持って行動し、問題の改善に向け、自発的に活動できる方」「新しい知識や技術を積極的に学ぼうとする向上心のある方」「現在はそうでなくても、そうありたいという意欲を持って、周りの人たちと切磋琢磨していける方」の4つです。このような方と共にお仕事ができると幸甚です。
ひとを知る
代表取締役社長
服部誠
1969年生まれ。1993年久留米工業大学を卒業後、弊社の親会社である株式会社名村造船所に入社。入社後は造船一筋で2004年艤装課長に昇進後、塗装課長へのジョブローテーションを経て、2014年に艤装部長に昇進し船舶海洋事業を牽引。2018年弊社に出向後、2023年には代表取締役社長に就任。社内体制強化やCSR、生産性向上などに注力し、東北以北屈指の重機械メーカーとして成長と安定した経営を図る。
SDGsへの取り組み
- 【7】洋上風力発電に関連する受注を拡大し、再生可能エネルギーの割合増加に寄与します。
- 【13】カーボンニュートラルに向けた取り組みとして、代替燃料船の開発に着手し、気候変動問題の対応に寄与します。
- 【16】新型主機技術ならびに検査修理資格を習得し、周辺海域の防衛や海上交通の安全確保に寄与します。
企業プロフィール
企業名 | 函館どつく株式会社 |
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所在地 | 〒040-8605 北海道函館市弁天町20番3号 |
創業年 | 1896年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 服部誠 |
事業内容 |
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