企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社は、2006年に現在の屋号で事業を開始しました。資本関係にあった数社の企業のサポートとご縁をいただき、現在まで事業を継続しております。観光業はその特性上、自然災害や金融不安、パンデミックなど様々な外的要因により影響を受ける産業です。その度にお客様はもちろんですが取引先やスタッフに支えられてやっと続けていける商売なのだと痛感しております。また、時として地域の異業種事業者との連携やお手伝いをさせていただくことで、難局を乗り切ることができたこともあります。そのため、こうした経験を通して地域の中でどのような企業でありたいか、と考えた際に相互扶助を実践できるように信頼してもらえる関係性を築くことが重要だと考えております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社の強みは何といっても地域密着型の事業です。地域の教育機関とも連携し、多くの地元っ子に地域特有の自然体験やインターンシップなどで理解を深めていただいております。また弊社の事業はニセコエリアの自然をフィールドとしてお客様に安全に楽しんでいただくことが大前提です。そのために重要なのがニセコの自然環境の保全と人材育成です。スタッフが働き続けたくなる企業であることと、お客様が訪れたくなるエリアであること、この二つが事業継続の最重要課題であると考えております。訪れる方、働く方、このエリアで暮らす方々にとって過ごしやすい地域をつくり、地域で実践的に行動する企業として地域の魅力を持続可能なものにしてまいります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た北海道地域の魅力について教えて下さい。
ニセコ町は人口5,000人ですが、小さいながらもキラリと光る魅力がたくさん詰まった町です。私自身は移住者ですがすっかり魅力に憑りつかれてあっという間に20年の月日が流れてしまいました。事業者としても住民としてもこの町の皆さまや多く事業者の方々に本当に大変お世話になっております。子育て環境も良く、移住者も多く、多様性の感じられる懐の深さのようなものがあり、思い切って挑戦出来る環境です。また、誰もが自分らしく過ごせる社会の実現をこの小さなニセコ町が実践していることが最大の魅力ですが、自然環境やこの地域を愛して暮らし続ける方々の活躍も国内外の多くの方を惹きつける魅力の一つだと思います。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
ニセコが大好きな方に応募していただきたいです。多様性を認め合う地域特性があるので色々な事にチャレンジしたい方におすすめのエリアです。都市部と比べると比較的不便な生活ですが、車の渋滞や行列に並ぶのが苦手な人はのびのびと暮らせると思います。また、ニセコ町は豪雪地帯なので移住者は雪が大好きでスキーやスノーボードなどを滑りたい方が集まります。ただ近年はウインタースポーツをしない方でもニセコのライフスタイルを楽しめる多様性が広がってきておりますので、雪国での暮らしを楽しめるような方に来ていただけますとミスマッチが起こらないと思います。ニセコのライフスタイルを誇りに思い、たくましく生きる方に応募していただきたいです。
ひとを知る
代表取締役
下田伸一
埼玉県出身。学業修了後 、海外渡航資金を貯め、カナダのスノーリゾートで2シーズン滞在し帰国後、北海道札幌市へ移住。その後、2002年にニセコ町へ移住。2006年には、アウトドア事業である「北海道 ライオンアドベンチャー」を設立する。現在は、(株)ニセコリゾート観光協会代表取締役のほか、ニセコ町教育委員会教育長職務代理者・ニセコ町商工会副会長・後志観光連盟副会長を兼任している。
SDGsへの取り組み
- 【14】【15】SDGsという目標が掲げられる以前から毎年のゴミ拾い活動や自然保護活動に取り組んでおります。
- 【4】地域の子供たちや修学旅行の子供たちに対し、自然体験などの学習を通して自然環境保全の重要さを伝えております。
- 【11】様々な地域活動に参加し、公職等にも就かせていただき、地域づくりの当事者として活動しております。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社北海道ライオンアドベンチャー |
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所在地 | 〒048-1531 北海道虻田郡ニセコ町字中央通60-4 |
創業年 | 2006年創業 |
代表者 | 代表取締役 下田伸一 |
事業内容 |
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