企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社は人工水晶製造のための圧力容器(育成炉)の製造国内シェア100%であった親会社株式会社日本製鋼所の子会社として、新規分野への参入に向け設立されました。高品質な水晶原石育成から振動子分野への参入を経て、デジタルカメラの普及に合わせたローパスフィルタ等の光学部品の製造販売を主軸に据え、事業展開を行っております。その後のスマートフォンの普及によるカメラ業態の変化に伴い、より高付加価値を持つフラグシップデジタルカメラ全般に向けての光学部品の供給を行いながら、カメラ市場を含めた光学部品の市場拡大のために技術開発業務にも力を入れております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社の強みは、世界でも数少ない人工水晶を取扱っているメーカであり、その中でも水晶育成のための炉(オートクレーブ)を有していることから一気通貫生産が可能な体制が挙げられます。細かな要求に対して迅速に、かつ柔軟に対応を行うことができ、お客様からの高い信頼を得ております。量産型製造業としてのコスト競争においても、アジアをはじめとする海外企業に対しては一貫生産におけるコスト面での優位性を保ちながら、品質ブランドと言える日本企業の一社として、無条件で信頼いただける品質の追求により差異化を図り、付加価値の創造を目指し続けます。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た北海道地域の魅力について教えて下さい。
北海道は言うまでもなく雄大な自然を背景に、衣・食・住において他にはない特有の文化を味わえる魅力的な地域です。産業面では、農業・酪農業・漁業などを最初にイメージされると思われますが、広い北海道の中には地区ごとに工業が盛んな地域も点在しております。その中で、室蘭地区は古くから鉄鋼業を中心とした重工業により発展し現在でも 『てつのまち』『産業のまち』 と道内でも有名で、近年ではこの工場群のきれいな夜景を中心とした観光業にも力を入れており、時代の変化とともに地域としても緩やかに変化を行っている非常に住みやすい地域です。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
弊社では主に製造職を採用対象としております。長年培った経験と技術を正しく伝承するにあたり、クリエイティブで素直に自分の思いを表現できる方が望ましいです。取り扱う製品や市場要求が刻々と進化するなかで、新しい考え・発想・イメージなども弊社としては大切にしたいと考えており、発想の転換や気づきによる体制の改革を進めております。また固定観念や忖度などに臆することなく、積極的に前向きな意見を提示していただける方とともに、より良い環境を皆で作り上げ、会社を盛り上げていきたいです。
ひとを知る
代表取締役社長
久保和也
北海道大学大学院卒業後、株式会社日本製鋼所 室蘭研究所へ入社後し、燃料電池等の研究開発に従事。独立行政法人新エネルギ産業技術総合開発機構(NEDO)での業務を経て、機能材料、金属材料等の研究開発、ビジネスモデルを展開。2022年代表取締役に就任後は、参入市場の拡大を図りながら、経験豊富な開発業務の強化にあたる。
SDGsへの取り組み
- 【8】女性従業員の比率も高く、幅広く多様な人材の獲得と育成の強化を進めております。
- 【11】 通信インフラ機器の省エネ化や、入出力端末の高性能化に向けた技術開発を進め、超スマート社会への貢献に寄与します。
- 【12】資源循環に不可欠な3Rの積極的な実施に加え、リサイクル普及への貢献のための設備供給に向けて循環社会の実現を目指します。
企業プロフィール
企業名 | ファインクリスタル株式会社 |
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所在地 | 〒051-8505 北海道室蘭市茶津町9番地1 |
創業年 | 1988年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 久保和也 |
事業内容 |
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