企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
株式会社cocoleの原点は、コロナ禍において目の当たりにした「理不尽な最期」でした。発熱外来や宿泊療養施設で多くの患者と向き合う中で、制度内の枠組みでは守られる一方で、柔軟に寄り添うことが難しい現実に直面しました。
「人を見る看護」「その人らしさを支える看護」を実現するため、制度にとらわれずオーダーメイドなケアを提供したいとの思いから保険外看護事業を起業。
誰もが病気や障害を理由にやりたいことを諦めることなく、いくつになっても自己実現できる社会を目指し、現在は制度内外を統合した訪問看護ステーションを設立。地域の「保健室」として、多くの方に後悔のない人生を支える看護を提供し続けています。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
株式会社cocoleは、保険外看護の実績を基盤に「病院以外での新しい看護師の働き方」を広げています。看護師経験5年以上の仲間が想いを共有できるチームとして「ナースプランナー」の商標を取得し、質の高い保険外看護師を育成。現在36名の受講生が13道府県で活動しており、今後は全国47都道府県へと広げ、保険外看護を社会インフラとして根付かせたいと考えています。さらに、病院と自宅の間のような、家族も共に最期を迎えられる施設づくりにも挑戦し、一人ひとりに寄り添う看護の専門家集団として地域と社会に新しい選択肢を提供していきます。
御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
株式会社cocoleは、看護を地域の社会インフラと位置づけ、地方創生とSDGsの実現に取り組みます。病気や障害があっても誰もが自分らしく暮らせる社会(SDGs3)を目指し、看護師の新しい働き方やナースプランナー育成を通じて働きがいの創出(SDGs8)を推進します。また、制度内外の垣根を越えた柔軟な支援により不平等の是正(SDGs10)を図り、地域の「ちいきの保健室」や「病院と自宅の間」の施設整備を通じて、高齢者や子育て世代も含め、誰もが住み慣れた場所で安心して生活できるまちづくり(SDGs11)を実現します。
cocoleは、子どもからお年寄りまでホッとできる居場所づくりを重視し、地域に根ざした活動から全国へと広げ、持続可能な社会づくりに貢献していきます。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
cocoleでは、一人ひとりの患者さんとじっくり向き合い、オーダーメイドの看護を提供できます。時間に追われず、心を込めたケアを行うことで、患者さんからの「ありがとう」が直接届く—そんな素敵な時間を共有できる職場です。頑張った分だけしっかり報酬に反映され、自分のペースで働ける環境も魅力。全国各地に同じ想いを持つ仲間がいるから、支え合いながら成長できます。人が好き、看護が好き、じっくり患者さんと関わりたい—そんなあなたを、cocoleは歓迎します。
ひとを知る

代表取締役社長
道下淳子
株式会社cocole代表取締役 道下淳子は、看護師として急性期・終末期医療の現場を経験後、コロナ禍で発熱外来や宿泊療養施設に従事。制度内で応えきれない患者・家族の声に寄り添うべく、保険外看護事業を立ち上げ4年間展開。現在は訪問看護ステーションを開設し、制度内外を組み合わせた包括的な看護と健康経営支援を通じ、地域に根ざした医療・介護の新しい形を実践している。
SDGsへの取り組み
- 【3】(すべての人に健康と福祉を)地域の「保健室」として、病気や障害があっても自分らしく生きられるケアを提供し、誰もが安心して暮らせる社会を目指します。
- 【8】ナースプランナーの育成や新しい働き方の提案を通じて、看護師がやりがいを持ち、経済的にも自立できる仕組みをつくります。
- 【10】制度内外の壁を越えて、情報弱者や制度の狭間にいる人にも看護を届け、誰一人取り残さない地域づくりに貢献します。
- 【11】地域に根ざした看護・介護の相談窓口を設け、将来的には「病院と自宅の間」の施設も整備し、安心して暮らせるまちづくりを推進します。ココレは、地方から新しい看護のかたちを発信し、全国へと広げることで、地域社会の持続可能な発展に寄与してまいります。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社cocole |
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所在地 | 〒005-0005 北海道札幌市南区澄川5条5丁目11-20 |
創業年 | 2023年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 道下淳子 |
事業内容 |
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WEBサイト | 保険外看護サービス サイト |
企業ロゴ | ![]() |