柏屋

これまでも、これからも。私たちは「おいしさ」にこだわります

株式会社柏屋は、日本三大まんじゅう「柏屋薄皮饅頭」をはじめとする福島銘菓を製造・販売する企業です。これからも時代のニーズを汲み取りながら、福島県のお土産として多くの方に愛されるお菓子を作り続けてまいります。

企業のこれまでとこれから

御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。

江戸時代に初代・本名善兵衛が奥州街道の宿場町だったこの地で、たっぷりの餡を包んだ薄皮饅頭を販売したことが柏屋の始まりです。当時、東北地方ではこしあんの饅頭は珍しく、奥州街道の名物として一躍注目されるようになりました。
その後、1942年に太平洋戦争中に企業整備令が発令されたことでお菓子の生産が制限され、素材も手に入らない苦境のなかで3代目が上白糖の代わりに黒糖を使用したのが、現在の風味豊かでやわらかな茶色い「柏屋薄皮饅頭」の始まりです。リニューアルを経た薄皮饅頭はこれまで以上の人気を博し、生産体制が追いつかなくなるほど販売実績を伸ばしていきました。
そして戦後、4代目が世界初の自動で餡を包む包あん機を栃木県のメーカーと共同開発し、1分間で包める饅頭の数は3倍以上に増え、生産体制を安定させることができました。弊社が考案した包あん機はやがて、お菓子業界のみならず肉まんや焼売など包む工程を要する食品業界全体に波及し、新たな革新を生み出しています。この生産体制を1986年に受け継いだ5代目は、手作りよりも美味しい薄皮饅頭を作るために量から質の向上に努めました。約8年もの歳月をかけて、美味しさはそのまま日持ちを延ばす技術を編み出し、薄皮饅頭は遠方のお客様も持ち帰りやすいお土産へと生まれ変わりました。
6代目に代替わりした現在は商品の包装に目を向け、製法は変えずに30日間美味しく饅頭をお楽しみいただけるよう技術開発に勤しんでいます。今後は第2、第3の薄皮饅頭のようなヒット商品を生み出すことはもちろん、若い方にも親しんでいただけるようSNSでの広報活動にも力を入れていく所存です。

御社の現在の事業の強み・特徴これからの展望について教えてください。

弊社の強みは、老舗でありながらも常に進化し続けてきた挑戦の姿勢です。創業当初から続く味や風習を守り抜く老舗も多いですが、弊社は長く地域にあり続けるためには今の時代に合わせて変わり続けることが大切だと考えております。そのため、世界初の自動で餡を包む包あん機の開発や継続的な品質改良をはじめ、1代1代が初代のつもりで伝統の中に革新を生み出し続けています。
また弊社では、5代目が就任した年は工場が水没するなど大規模な水害に見舞われた年、そして6代目就任時は新型コロナウイルスの大規模流行など、いずれも大きなピンチを一丸となって乗り越えんとする時代に代替わりを行っております。このような困難を乗り越えた経験が会社の結束力を固め、次の世代へと受け継がれると考えるからです。
もちろんピンチだけでなくチャンスを確実に掴むことも大事にしており、バス旅行ブームが到来した際はいち早くお土産屋として立ち寄りやすい場所に店舗を展開することで福島県を代表するお土産の地位を確立いたしました。時代はもちろん、世代によって異なるニーズにお応えし、これからも愛され続ける和菓子店を目指してまいります。

御社が考える地方創生・SDGsについて

御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。

弊社の「どらやき」や「もっちり苺まんじゅう」に使用している小麦・苺は県内産の素材を使用しており、地元で採れた食材に幼い頃から親しめる地産地消の環境づくりに尽力しています。全ての食材を地元の食材に変えることは、収穫量や味の面でまだまだ課題もありますが、最終的には達成すべき目標であると考えております。そのほかにも、丹精込めて作った美味しいお菓子を長く楽しんでいただきたいという思いから、美味しさはそのままにパッケージの面積を削減や賞味期限を伸ばす技術の開発にも取り組んでおります。
さらに、2026年にはリニューアル前の旧ユニフォームを4,000枚のタオルにアップサイクルし、店舗にて限定販売を行いました。これまで積み重ねてきた歴史を大切にこれからも、私たちにできることから少しずつ環境改善ならびに地方創生に貢献していきたいです。

企業が求める人材像について

御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。

まずはお菓子が大好きでお菓子に携わりながら生きていきたいと考える方に来ていただきたいです。株式会社柏屋は、冬になっても落葉せず、春の新しい芽を見届けてから託すように散る柏の葉(ゆずりは)の精神で、170年以上の歴史を受け継いでまいりました。このバトンを次の世代へと繋ぐためにも、1つ1つの原理原則をしっかりと理解したうえで、革新的なアイデアを生み出せる力を特に重んじています。原理原則が根底にあることで、技術の継承に必要不可欠な再現性が生まれるからです。弊社ではこうした基礎を大事にできる方が挑戦し続けられる環境を作り上げているため、ご興味をお持ちになった方はぜひご応募ください。

ひとを知る

代表取締役
本名 創

昭和55年9月29日、福島県郡山市生まれ。平成18年に株式会社柏屋に入社し、社内各部署を歴任後、平成26年に専務取締役に就任。令和3年8月より代表取締役社長となり、現在に至る。祖母・父・母・妻・子供2人との7人暮らし。趣味はサウナ。

SDGsへの取り組み

  • 【7】【14】プラスチックスプーン・フォークを廃止し、環境保全に貢献しております。
  • 【12】商品パッケージの面積を小さくすることで、資源を無駄なく使用しています。
  • 【15】県内食材を積極的に使用し、地産地消に努めています。

企業プロフィール

企業名株式会社柏屋
所在地963-8071
福島県郡山市富久山町久保田字宮田127-5
創業年1852年創業
代表者代表取締役 本名 創
事業内容
  • 菓子製造
  • /食品加工
  • /販売(和菓子・洋菓子・喫茶)
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