企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
東北商事株式会社が昭和31年(1956年)に創業した原点には、創業者:佐藤十郎の「理想とする社会への挑戦」があります。私たちは地域建設に不可欠である良質な建設資材を届ける事業を志し、その実現に向けて取引先との信用を重んじ、関係を築いてきました。ある時には発展に向かい、またある時には復興に向かっていく。そうした地域社会のなかで、歴代の社員たちは自分たちにできることを問い、時代の変化に対応してきました。創業以来の歴史のなかで、いくつもの転換点がありましたが、直近では東日本大震災が挙げられます。真の復興とは、住まう人びとの人生の豊かさに関わることだと思いますが、私たちはその舞台となる街の礎を築くための材料を届けていきます。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
建設資材全般の販売を担う東北商事と、最重要資材の1つとされる生コンクリート製造を担う東北レミコン。私たちはグループ2社がそれぞれの役割を果たすことで、地域建設を担うお客さまの要望に総合的に応えていくことを目指しています。そのなかでも、最前線に立つ営業部隊には精鋭が揃っています。お客さまの多種多様な要望を拾い上げ、メーカー・仕入先・グループ会社等の協力を仰ぎながら商品・サービスを提案していくことには、関係者を「共通のゴールに向かうチーム」にしてくような醍醐味があります。ゴール設定やメンバー選定のように、営業という仕事にはその人その人の個性がよく表れますが、私たちの営業部隊にいる社員それぞれの個性が強みです。
これから先、社会が大きく動いていくなかで、必要とされるコンクリートや鉄のすがた、求められる営業の在り方といったものも、変化していくことと思います。ただし、未来が拓かれていくためには、いつの時代も「人や社会が飛躍するための礎」がなくてはなりません。それは、先人たちが目指してきたものであり、私たちもその想いを受け継ぎ挑戦してまいります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た福島地域の魅力について教えてください。
私たちの地域には古代の縄文遺跡や中世の製鉄遺跡、相馬氏・標葉氏などの有力豪族にまつわる寺社仏閣や城跡に代表される「人間の歴史の軌跡」が数多く残っています。そして現在は東日本大震災と福島第一原発事故を経ても、復興に向かう人びとの姿があります。1万年近くにわたり人びとの活動に力を与え続けてきたものこそが、私たちの暮らす「土地の力」です。私たちの事業はこの「土地の力」を整えることで、人びとがより魅力的な活動を行える地域にしていくことだと言えるのかもしれません。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
もし本サイトや会社ホームページなどを見て、東北商事の人や事業に「共感」していただいた方が応募してくださるのであれば、これ以上に嬉しいことはありません。その際の共感は、理念や方針への賛同という堅いものというよりも「何かいいな」「温かそうだ」「かっこいい」などの直感的なものかもしれません。またグループ全体ではいろいろな職種がありますが、そのなかでも要である営業職については、特にご応募いただけるとありがたく思います。人と人の心をむすぶことを通して、目に見えることと見えないことの両方を創り上げていく仲間を、心よりお待ちしています!
ひとを知る
代表取締役
佐藤大二郎
慶應義塾大学卒業後、鉄鋼商社で営業職として8年間勤務。「鉄は国家なり」という矜持を抱く人々に囲まれながら、数知れない失敗を経験。自身の甘さや弱さに直面しながらも、仕事の基本・根本を体で学んだ。家業に入ってからはコンクリートの世界に足を踏み入れ、その奥深さに魅了される。令和元年に東北商事株式会社/東北レミコン株式会社の代表取締役(共同代表)に就任。数千年の歴史を持つコンクリートや鉄を「人」が扱う事業に、自身の時代と地域で挑んでいる。
企業プロフィール
企業名 | 東北商事株式会社 |
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所在地 | 〒975-0037 福島県南相馬市原町区北原字東原120 |
創業年 | 1956年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 佐藤研一/代表取締役 佐藤大二郎 |
事業内容 |
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求人応募ページ | 東北商事株式会社 採用サイト求人ボックスハローワーク |
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