企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
先代の父がハウスを建てるところから始め、40年ほど経った頃、代表の私が引き継ぎました。スーパーや道の駅などで販売していましたが、コロナ過で地元のみでの販売では続けていくことが困難になりました。そのタイミングでフリマサイトで出品を始めたところ「こんなに美味しいいちごは食べたことがない」と多くの方に喜んでいただき、最初は1日3件ほどでしたが、おうち需要とも重なり多い時では1日に100件発送することもありました。毎年新たな販路を拡大し、今では関東を中心に、北海道や沖縄など全国の方に食べていただけるようになりました。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
収穫から発送まで全て手作業で行っています。梱包資材も工夫し、より安全に、早く、低コストでお届けができるよう日々試行錯誤しています。栽培している「かおりの」という品種は酸味がなく爽やかでとってもジューシーで、老若男女問わず人気になっています。デリケートな果物ですが、実がしっかりしていて輸送にも耐えられる点も強みになっています。栽培する品種を限定することで、より安定した生産が可能になっています。これからも地元での販売や全国発送を通して、かんちゃん農園のいちごや産地の西予市宇和町についてより多くの方に知っていただけるよう積極的に農業を行っていきます。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
コロナ禍や台風・雪などの自然災害、高齢化によって農業の担い手が減っています。そのため、より多くの方に知っていただくために、地元を中心に毎月イベントに出店しています。また、フリマサイトなどのECサイトを活用し、新たな販路開拓・存在の周知を行っています。地元ではこのように農家が直接販売することはまだまだ珍しく、若手ならではの発想と行動力で地元の名産品のいちごを広めていくことで、地域貢献に繋がればと思っています。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
自然が好きな人、農業について学びたい人など前向きに積極的に取り組んでいただける方を募集しています。勤務日数や時間帯は相談いただけたら自由に設定できるよう環境を整えています。内容はハウス内作業や収穫・パック詰めなど多岐にわたりますが、それぞれの能力に応じて柔軟に対応しています。ご興味のある方はご連絡ください。

ひとを知る

代表取締役
二宮 勘嗣
久留米の農業研究センターで学んだ後、父のいちご農園を継ぎ二代目に。2022年に法人化し代表取締役社長に就任。地元で愛されていた宇和いちごを、ネット販売を通じて全国に発送している。同年にはフリマサイトの農産物部門にて2位を受賞。現在では、父の代から出荷しているスーパーや道の駅に加え、公式サイトや地元のイベントで出店し、さらに多くの方に美味しいいちごをお届けできるよう販路開拓を行っている。
SDGsへの取り組み
- 【8】作業内容が多い農業を通して、その方の得意ややりがいを見つけられるように努めます。
- 【13】気候に左右されやすい作物のため、自然災害の対策や安定した生産を行うことができるよう努めます。
企業プロフィール
| 企業名 | かんちゃん農園株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 〒797-0025 愛媛県西予市宇和町郷内1632 |
| 創業年 | 2022年創業 |
| 代表者 | 代表取締役 二宮 勘嗣 |
| 事業内容 |
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| WEBサイト | リンクはこちらから |
| 企業ロゴ | ![]() |


























































