ナノテックシュピンドラー

愛情込めて作られた製品が無事に世に出て、人々の生活で安全に使われるよう見守り、ものづくりの一端を担うことで社会に貢献します

挑戦する精神”We can work it out!”を忘れることなく、本質的な評価を行い、お客様の製品とニーズに一番適切な方法で安全なものづくりをお手伝いする、最良のパートナーであることをモットーにしています。

企業のこれまでとこれから

御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。

創業のきっかけは、前職のドイツ半導体製造装置メーカーの日本市場撤退に伴う事業承継でした。日本装置メーカーの装置メンテナンスや部品販売を行なっていましたが、欧州に輸出するメーカーさまよりご要望をいただきCEマーキングの支援を始めました。ドイツ試験認証機関VDEから日本のAuthorized Office(日本総代理)に承認され、Safety Component(部品)から大型装置に至るまで、あらゆる製品の安全基準を学習。その後オランダ認証機関KEMAの日本総代理として、医療機器の認証のアシストを中心に活動を続けました。2001年にはJVで無線試験の会社を設立しましたが採算が合わず撤退し、2003年に顧客から薬事法改正で厚労省の許認可から第三者認証制度になることを知った際に「シュピンドラーさんどうするの?」の一言で、これは日本市場ができなければいけないと認証機関になることを決心し、千葉大学薬学部と共同研究を経て2005年に登録認証機関になりました。コンサルティングや試験事業から認証事業に転換・拡大したことが、社会的に重責のある現在の仕事につながっていると考えます。それから20年経った現在も日本市場の認証のほか、医療機器の品質管理マネジメントシステムISO13485の認証機関としても展開して参ります。

御社の現在の事業の強み・特徴これからの展望について教えてください。

弊社は体外診断用医薬品を含む20のカテゴリーにおける指定管理医療機器を認証範囲とする企業で、柔軟かつ確実な対応が強みです。もちろん、機関運営上ルールや手順を逸脱することはできませんが、そのなかでも顧客ニーズに限りなく対応する姿勢は設立当初から変わっておりません。航空業界において学んだ顧客第一主義精神と、製造業で学んだモノづくり精神が基盤であり、現在の弊社のカラーとなっていると思います。このほか、日本で唯一認定検査試薬の確認審査を行うことができる企業であり、検査試薬の新規開発製品の上市の一役を担っております。また医療機器のみならず、その他の製品の安全試験も実施中です。

企業から見た地域の魅力について

御社から見た千葉地域の魅力について教えてください。

弊社のある柏の葉キャンパスは、つくばエクスプレス沿線であり都心(秋葉原)まで30分と利便性が良いのにもかかわらず、開拓の余地が多く残っており、地価も都内に比べて安いので事業するにはもってこいの場所です。未開拓な部分がまだあり、成熟していない発展途上要素があるところが魅力です。また、柏市にはアカデミアトップの東大大学院新領域創成科学研究科の研究支援施設や千葉大学、国立がん研究センター、スタートアップ支援施設があり、柏市が産学協創を推進しているところも大変魅力です。今後、シリコンバレーならぬメディカルサイエンスバレーとしてなっていくであろう聖地・柏の葉の発展に弊社としても寄与していきたいと考えています。

企業が求める人材像について

御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。

新しいことへのチャレンジ精神があり、発想力豊かで柔軟性のある方と一緒に未来を築いていきたいです。弊社は本質と創造を両立でき、Noと言わずにまずはやってみようと言える社風です。製品審査員やQMS審査員を目指す方は、誠実で論理的な考えが出来る方、そして理系(工学・理学・医学・薬学)の大学卒業以上、もしくはそれと同等の実力をお持ちの方を求めています。職歴を考慮し、働き方も正社員・契約社員・業務委託など、ライフワークにあわせてご相談いただけます。また実務的な英語が使える方やIRCA/JRCA資格保有者、ISO9000,ISO13485の審査経験者は大歓迎です。ルールに抵触しない範囲での副業はOKで、性別・年齢も不問のため、ご興味をお持ちになった方からのご応募をお待ちしております。

ひとを知る

代表取締役社長
シュピンドラー 千恵子

福岡大学ドイツ語学科卒業後、全日本空輸(ANA)の国際線CAとして勤務。パークハイアット東京のホテル開業準備を経験後、ドイツ半導体製造装置メーカーに転職し、独技術者とフィールドサービスに携わる。当日本支社撤退に伴い起業・事業承継し、ドイツ人エンジニアの知識を活かし欧州に輸出する装置メーカーに欧州指令CEマーキング支援を開始。これがきっかけとなり製品安全の世界へ参入。ドイツやオランダの認証機関の日本総代理を経て、2005年薬事法改正に伴い、ベンチャー企業で初めて厚生労働省登録医療機器認証機関となる。起業時代のチャレンジ精神を忘れず、メーカーのイコールパートナーとして事業推進中。第5回千葉県ベンチャー企業経営者表彰、平成17年度ニュービジネス大賞アントレプレナー賞、第38回優秀経営者顕彰日刊工業新聞社賞等受賞。

SDGsへの取り組み

  • 【8】日本で10社のみ数少ない機関として医療機器の安全、人類の健康に寄与し社会的貢献に携わることで働きがい満足度No.1企業を目指します。
  • 【9】千葉県唯一の医療機器認証機関として、技術革新で日々進化する医療機器や体外診断用医薬品の安全を確保し、この地でメディカルサイエンスバレーの基盤を形成し、日本・世界の成長を支える医療産業の発展と人類の健康(生命科学)に貢献します。
  • 【12】製造者の作る責任、使用者の使う責任を満たすための安心・安全な製品づくりに貢献します。

企業プロフィール

企業名ナノテックシュピンドラー株式会社
所在地277-0874
千葉県柏市柏インター南4-6 ナノテクノプラザ
創業年1997年創業
代表者代表取締役社長 シュピンドラー 千恵子
事業内容
  • 医療機器及び体外診断用医薬品の認証業務(厚生労働省登録:AI号) 及びISO13485認証業務/認定検査試薬の確認審査業務/電気電子機器類及び医療機器類の製品安全性評価
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