Dog Barrier free Café 茂原珈琲

大切な家族であるワンちゃんと店内で一緒に食事ができる「ふつうのカフェ」で茂原の観光を変えたい

"「Dog Café」ではなく「Dog Barrier free Cafe」 そのコンセプトは、全てのワンちゃんが分け隔てなく安心・安全に過ごせる場所である。 ヨーロッパの様なこの当たり前の光景を茂原市から発信し、日本全土に伝えたい"

企業のこれまでとこれから

御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。

今から遡ること約14年前。大手通信キャリアのWILLCOMを退職して、自分の料理で多くの人たちに喜んで貰いたいと脱サラを決意、夢を追いかけ茨の道に突入しました。初めは都内でカレー屋をやろうと物件を探しましたが見つからず、キッチンカーを作って「ヒロッパドッグ」というオリジナルホットドッグの移動販売を開始。Jリーグの浦和レッズのスタジアムで1日200本売れたこともありましたが、売上拡大が見込めず2年弱で廃業となりました。転機となったのは品川のカフェで出会ったコーヒー豆「LAVAZZA」を自分のカフェでも使うと決めたことです。実兄の不幸も重なり母親の面倒を見る為、茂原市に移住。茂原市に盲導犬や介助犬が一緒に入って食事ができる店が殆どない事を知り、「だったら自分が作れば良い」と現在の店舗を作ろうと思い立ちました。東金市の動物病院で保護犬猫の譲渡会ボランティアを約三年半行い、茂原市で譲渡会をやっていないなら、譲渡会も自分のお店でやろうと考え、出来る広さの物件探し、資金調達などに奔走して、「決意」から漸く5年の歳月を経て、2020年7月15日に夢を実現しました。

御社の現在の事業の強み・特徴これからの展望について教えて下さい。

茂原珈琲ではオープン当初から毎月保護犬猫の譲渡会を行って来て、2022年末までに24回開催して来ました。その活動が評価され、令和3年度千葉県知事賞「ちばコラボ大賞」に入賞をすることができました。茂原市の広報誌にも大きく紹介してもらい茂原珈琲の認知度が高まったと実感しています。受賞の場で、県内各市町村が金銭的な支援と譲渡会を行う場所の提供することを提案いたしましたが、こんな小さなお店だけでは、保護犬猫の数、ボランティアさんの負担は減りません。
「Dog Barrier free Café 茂原珈琲」がその先頭に立って、先ずは茂原市から変えて行く。
目立つことによってメディアに取り上げられることで、一緒にやりたいと言ってくれる仲間が増えたら最高です。

企業から見た地域の魅力について

御社から見た千葉地域の魅力について教えて下さい。

週末は茂原珈琲を目当てに、都内や遠くは神奈川県や埼玉県からお客様にご来店いただいております。週末の市外からのお客様の割合は半分を超えています。
茂原市はチーバくんでいう所の肩の辺りに位置していて、海にも山にも行きやすい場所。アクアラインや圏央道を使って、横浜や都内からのアクセスが良いエリアです。高速道路の出口が三か所あり、関東各地からの房総エリアの玄関口となっており、房総エリア観光HUB都市でもあります。しかし茂原市内にはこれと言って人も引き付ける観光地が少ない、それ故に観光客にとっては九十九里や鴨川、大多喜などへの単なる通り道となってしまっている。かつては関東最大級のドッグランやワンちゃんのリゾート施設があり、ワンちゃん飼主さんになじみのある茂原市。茂原市はワンちゃん連れの旅行者さんが通り過ぎない魅力ある観光都市にできます。その先陣を担っていきたいと思います。

企業が求める人材像について

御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。

現在は少数精鋭で運営しています。当然、当店は犬好きの方に働いていただきたいと思っています。また明るくてチャレンジ精神旺盛な方が良いです。例えば自分のお店を持ちたい人や犬関連の職業に付きたい方、動物保護に関心のある方など、夢を持っている人を応援したいです。この茂原珈琲は、私がやりたいことを全部詰め込んだ、私の夢であり、約5年掛かって実現できました。夢を持ち、実現させたい方のチャレンジをお待ちしています。
また既存の人気デザートやフードに知見のある方、犬グッズやコーヒー関連販売、動物保険業など複合事業化も将来視野に入れておりますので、お詳しい方をお待ちしております。

ひとを知る

代表
瀬山浩樹

千葉工業大学卒業後、三洋電機(株)に就職、半導体カンパニー社長直属部署で商品企画とマーケティングを行う。その後、通信キャリアWILLCOM(現Ymobile)に転職し、携帯電話のプロダクトマネージャーとしてPHS端末の企画開発をする。キッチンカーで「ヒロッパドッグ」というホットドッグの事業を立上げ、独立。2020年7月に「Dog Barrier free 茂原珈琲」をオープンさせ現在に至る。

SDGsへの取り組み

  • 環境に配慮した製品の販売、オリジナルのマイボトルの開発を2024年度中の商品化します。
  • 海洋マイクロプラスチックを減らす、店内で使う石油由来のプラスティック容器等を不使用とし、2024年度までに”ゼロ”にします。
  • 盲導犬や介助犬等が普通にお店に入れる社会を実現させる、当店がフラグシップ店となり啓蒙活動をし、2025年までに市内10店舗以上を目指します。

企業プロフィール

企業名Dog Barrier free Café 茂原珈琲
所在地297-0035
千葉県茂原市下永吉894-1
創業年2020年創業
代表者代表 瀬山浩樹
事業内容
  • 飲食業
  • /菓子製造業
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