017
銚子山十

醤油の街「銚子」で醤油のルーツとなる歴史ある味を未来へ残していきたい

醤油の街「銚子」で醤油のルーツとなる歴史ある味を未来へ残していきたい

銚子山十は、千葉県銚子市で醤油のルーツと言われる『ひ志お(醤)』を江戸時代より作り続けています。「醤」とは万葉集にも登場する日本古来の発酵調味料です。その歴史ある味と伝統を後世まで残していくことが我々の目標です。

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銚子山十

醤油の街「銚子」で醤油のルーツとなる歴史ある味を未来へ残していきたい

銚子山十は、千葉県銚子市で醤油のルーツと言われる『ひ志お(醤)』を江戸時代より作り続けています。「醤」とは万葉集にも登場する日本古来の発酵調味料です。その歴史ある味と伝統を後世まで残していくことが我々の目標です。

企業のこれまでとこれから

御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。

弊社は1630年に和歌山県で創業し、1670年代に銚子にて醤油業として商売を始めました。江戸時代、銚子はその気候と利根川という水運に恵まれ醤油の街として栄え、多くの醤油屋が存在していました。時代の流れとともにその数も減り、山十も醤油部門は大手に吸収合併(現在でいうM&A)をされましたが、山十という屋号は残り、昭和初期に現在の「銚子山十」となりました。創業当時から醤油とともに製造していた「醤(ひ志おという商品名として販売)」は途切れず作り続け、現在は「ひ志お」をメインに製造販売をしています。

御社の現在の事業の強み・特徴これからの展望について教えて下さい。

弊社の強みは「ひ志お」という商品そのものです。「ひ志お」は大豆と大麦を発酵させた発酵調味料で、弊社では仕込みから販売まで約1年半を要します。製造工程も機械化せず、昔ながらの方法で今も製造しています。販売数量を見込んでの大量生産ができないというデメリットはありますが、利益を求めず一定の量を作り、一定の量を売ることが「ひ志お」を持続的に販売する為には適していると考えています。元来の味を守り続け、弊社にしかない商品を持っていることは大きな強みとなっています。今後も細く長くの経営方針で、歴史ある日本の味を末永く守っていきたいです。

企業から見た地域の魅力について

御社から見た千葉地域の魅力について教えて下さい。

銚子は漁業の街として有名ですが、春キャベツ出荷量日本一になるなど農業も盛んです。美味しい地のものがたくさんあり、食料自給率は240%とも言われています。また、夏涼しく冬暖かい気候は住みやすい点に加え、弊社のひ志お作りの発酵過程にも重要な要素となっています。千葉県の中でもとっぱずれにある銚子は、不便なことも多いですが、自然の恩恵を受け様々な分野での産業が発展してきた魅力あふれる街です。

企業が求める人材像について

御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。

日常の業務としては、店舗での販売業務、商品の袋詰め、卸先への配達、ネット注文の配送作業等が主な内容となります。ひ志おの仕込みは冬の時期のみ、仕込み後は樽の中で寝かせ人の手は加えませんので日常での製造工程はほぼありません。現在求人は行っておりませんが、もし一緒に働くのであれば銚子を好きな方と働きたいです。観光客の方の来店も多い為、その方々に銚子を好きになってもらうには接客する側が銚子を好きであることが大切だと思っています。

ひとを知る

代表取締役
室井房治

1970年東京理科大学経営工学科を卒業後、国の外郭団体でコンピュータを活用した意思決定システム、アプリケーションソフトの研究開発に従事した。その後銚子に戻り家業に携わっている。この間、地域社会では銚子テレビ(有線放送事業)の設立に参画し、また銚子市消防団に在籍し、団長の任を務めた。その活動を通じて自然と共生し歴史ある町として銚子を強く意識できたことが、ひ志お製造販売事業を推進する大きな力となった。

企業プロフィール

企業名 株式会社銚子山十
所在地 〒288-0041
千葉県銚子市中央町18-3
創業年 1630年創業
代表者 代表取締役 室井房治
事業内容
  • 醸造業
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