企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
食の安全と健康を第一に、紆余曲折ありましたがお客様に喜んでもらえるよう、ここまで歩んできました。スーパーでの修行時代に農薬による健康被害や養殖での投薬による奇形魚の存在を知り、食の現実を目の当たりにしました。そこで30年前に第一歩として、農薬を使わない野菜を扱う店をつくりました。当時食の安全への認知度がまだ低く、普通の3倍はしてしまう価格に消費者の足は遠のき、2年で店を畳みました。閉店の1週間前、アレルギーのお子様のお菓子を求め、遠くから歩いて来られたお母さんがいました。その時、いつか復活させたいと心から思いました。その後は経営を立て直すため、普通のスーパーとして新店をつくり、営業を続けていました。2011年、東日本大震災の発生で、千葉の野菜への放射能不安が広がり、地産地消を軸としていた店は窮地に立たされました。赤字は膨らみ続け、もうダメになるのなら、やりたかった「オーガニック」をやろうと路線変更。そして、売上は徐々に回復し現在に至っています。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
無農薬・低農薬の野菜・くだもの、天然の魚および無投薬の養殖魚、グラスフェッド・放牧飼育の精肉といった、安全・安心で美味しい生鮮食材とオーガニック食品を中心に揃えています。食の安全にこだわって奮闘している地域の生産者と手を取り合いながら、お客様の健康を支えていきます。目指すはオールオーガニック。安心して手に取れるよう独自の調査、分析をした商品をラインナップしていきます。あわせて、お買い物の合間に一息つけるカフェスペースをつくり、オーガニックイベントを開催するなど、地域の交流の拠点として憩いの場を提供していきます。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た千葉地域の魅力について教えて下さい。
東葛地域の魅力は何といっても住みやすさ。東京へのアクセスの良さと住環境が整っているのみならず、農地も多く地場の新鮮な食材が手に入りやすいのも特徴です。また、官民一体となって子育て支援に力をいれており、若いパワーに溢れた元気な地域です。これからを担う若い世代に、エネルギーの源となる美味しい食生活をご提供できる企業を目指していきます。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
弊社では、オーガニックの本質である「人、動物、植物、すべての命を幸せにする仕組み」に共感し、オーガニックの拡大に興味を持って取り組む方を歓迎いたします。また、食を通じた心身の健康に関して興味のある方、環境問題へのアンテナを持っている方も歓迎いたします。
ひとを知る
代表取締役社長
川田裕司
八百屋の長男として生まれ、明治大学商学部卒業後、セブンイレブンジャパンに入社。ミニスーパーとなった実家を継ぐためスーパーの業務を学ぶ。野田市でオーガニック食料品店を始めるも2年で閉店。松戸市にこだわりのスーパー、クランデールを開店。東日本大震災により、消費者の放射能への懸念から売上が大幅ダウン。再起をかけ、再びオーガニックスーパーへと転身する。コロナ禍での健康意識の高まりも相まって業績を伸ばしている。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社かわた |
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所在地 | 〒278-0017 千葉県野田市大殿井150-210 |
創業年 | 1958年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 川田裕司 |
事業内容 |
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