企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
1875年(明治8年)初代阿保定吉が味噌の醸造に着手しました。品質の良い味噌を提供するという信念で製造を続け、地元青森だけではなく東北一円や北海道からの需要が増えました。1966年、青森市郊外に当時最新鋭の新工場を建設。1978年、顆粒みその開発に成功。1996年から2000年にかけて青森市浪岡地区に味噌製造の梵珠工場群、顆粒みそ製造のパラミソ工場を建設。2019年、マルコメ株式会社へ販売業務を移管。2020年、マルコメグループに加わりました。2025年、かねさ顆粒みそ工場・顆粒みそ体験館を開業。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
清冽な水と空気の津軽地方で伝統的な醸法を受け継いでつくられる津軽味噌と独自の製法による唯一無二の顆粒みそが当社の強みの源泉です。代表的な津軽味噌「かねさ糀つぶみそ」は、東北地方で長きにわたって愛されているロングセラー商品です。生みその風味を損なわない顆粒みそは、みそ汁やみそ料理はもとより和洋中さまざまな料理に調味料として使うことができます。優れた風味と利便性などから、ものづくり日本大賞(東北経済産業局長賞)を受賞。2020年にマルコメグループ企業となり、国内のみならず海外へも販路を広げています。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
青森県は人口減少の中でも特に就職年代の転出超過が目立つ一方、職場環境や自然環境などから青森県へ帰郷、移住する層も一定数見られます。魅力的な環境を整備、発信することで流出の歯止めや転入の後押しができるものと考えます。当社は2025年、青森市浪岡地区に顆粒みそ工場を竣工しました。成長著しい顆粒みその生産能力は、従来の2倍に相当する1億食体制になります。施設内には津軽地方の豊かな自然や人々の営み、そこから生まれた津軽の食文化を紹介する「顆粒みそ体験館」を併設。映像や資料を通じて津軽の魅力に触れられる体験価値は、地方創生にも寄与できるものと期待しています。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
当社では、工場勤務の製造技術者、設備メンテナンスを主業務とする環境設備管理者、品質保証担当者など、中途採用を随時募集しています。当社経営理念の中で、行動基準として挙げている項目の内、次の2項目を重視しています。「変化に対応し、スピードを持って行動すること」「困難に挑戦し、役割と責任を果たすこと」自らの成長と魅力ある職場づくりを目指しています。「自律、自走、自責」を掲げ、自らを律し、受け身にならず能動的に行動すること、他に責任を転嫁せず自らを正すことを社員の本分とし、これを実践できる人材を求めています。

ひとを知る

代表取締役社長
秋田谷 宣之
1976年、北海道大学農学部卒業。同年、かねさ味噌株式会社(現かねさ株式会社)入社。試験研究室に配属後、顆粒みその開発に従事。1978年、顆粒みその特許取得。製造工場の立ち上げ、商品設計を担当。企画開発室長、生産部長、取締役製造本部長、取締役専務執行役員を経て2019年、代表取締役社長に就任。
企業プロフィール
| 企業名 | かねさ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 〒038-1304 青森県青森市浪岡大字高屋敷字野尻97-22 |
| 創業年 | 1875年創業 |
| 代表者 | 代表取締役社長 秋田谷 宣之 |
| 事業内容 |
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| WEBサイト | リンクはこちらから |
| 求人応募ページ | かねさ株式会社 採用サイトかねさ株式会社 採用情報 |
| 企業ロゴ | ![]() |


























































