1951年に始まった小さな食堂が弊社の起源です。当時、ホルモン専門店はあまり一般的ではなく、いかにして秋田県の方々にとって食べやすい味を提供するかが課題でした。その後試行錯誤を重ねた結果、韓国風焼肉のプルコギをヒントに調味し、幸楽オリジナル「ホルモン鍋」を完成させます。こちらは、通常とは異なりジンギスカン鍋を使用する珍しいスタイルです。当時はほとんど売れない日もありましたが、店の外にまで甘い味噌の香りが広がり、次第に多くの人々が訪れるようになりました。その結果、「家より先に立ち寄る店」として有名になり、現在もメディアに度々取り上げられております。

弊社の強みは、幸楽オリジナルの「ホルモン鍋」です。秋田県産の八幡平ポークや桃豚の大腸・小腸をメインに、豚タン・ハツ、牛のミノ・センマイが入ったミックスホルモンを提供しております。そして特徴の1つ目は、創業より長年受け継いできた秘伝のタレです。秋田県の方々のお口に合うよう、辛みのあるこってりした味付けとなっております。2つ目は、ホルモン料理とジンギスカン鍋という非常に珍しい組み合わせです。ジンギスカン鍋には凹凸があり、蓋をした際に水分が溜まりやすくなっております。そのため、食事のシメに残った出汁を美味しくいただくことができます。さらに、3つ目として、丹念な下処理があります。地元の新鮮なホルモンを仕入れ、手作業を含めた3段階にもわたる下処理を行っております。そのため、弊社では臭みのない美味しいホルモンを提供することが出来ます。

秋田県は、多くの観光地に恵まれております。例えば、多くの自然溢れる十和田八幡平国立公園や、八幡平の山中で見られる「ドラゴン・アイ」などが挙げられます。「ドラゴン・アイ」とは、凍った沼や雪が溶けることでドラゴンの目のように見える幻想的な現象です。他にも、大湯ストーンサークルという縄文時代の遺跡もあります。このように自然だけではなく、花輪ばやしや大日堂舞楽などの文化的な観光も楽しむことができます。花輪ばやしとは、秋田県鹿角市で8月に行われます。夜の中、迫力のあるお囃子や太鼓の演奏が響きわたる非常にきらびやかなお祭りです。もう1つの「大日堂舞楽」は厳かな雰囲気の舞いが行われます。お面や太刀も登場し「花輪ばやし」とはまた違った趣きを見せてくれる行事です。

「ホルモン鍋」をともに支えてくださる方を歓迎しております。弊社の「ホルモン鍋」は、70年以上続く秋田県の名物料理です。秋田県で生まれた特徴的な辛みのある味を、弊社は変わらず提供し続けております。さらに、これからもメディアの取材を通して全国各地に「ホルモン鍋」を広め、大切な地元に貢献していく所存です。このような理念に共感いただき、「名物の味を守りたい」という方にご応募いただきたいと考えております。