企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
明治38年に5代目の代表である清水隆成の祖父の祖父が創業しました。当時から土木工事を行っておりましたが、3代目は弊社にとって重要な一手を打ちます。昭和41年、起重機船を導入したのです。弊社や同業の施工業者は、それまで県が保有する作業船を借りておりましたが、県が作業船の保有を取りやめたことがその大きな理由でした。弊社で船を保有することで、海上工事の幅が広がり、秋田県以外の地域にも進出しはじめます。東北各地から四国・九州・台湾にまで及ぶネットワークを築きました。現在は、秋田県・青森県の日本海側を中心に、業務を行っております。東日本大震災の際は何社もの協力会社と共に、弊社の起重機船団は石巻市を中心に各地で災害復旧工事に貢献いたしました。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社は、公共元請土木・海上工事を主とする下請土木、そして建築という三本柱で秋田県内外で事業を営んでおります。多くの事業に幅広く取り組んでおりその中でも特に、船舶を用いた海上工事分野において県内では最古参で県内外の協力会社も多く、様々な工事に対応可能です。このような経験や実績を活かし、今後、活発化する秋田県沖での洋上風力発電事業では相当の貢献ができると考えております。また対外的な事業のみならず、働き方改革にも力を入れており、建築業界において他社に先駆けて土日祝休みを実現し、現在は職場に女性も増えております。今後も、デジタル化やDXも進め、働きやすい環境を整えてまいります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た秋田地域の魅力について教えて下さい。
米・海の幸・山の幸など、食をはじめとする特産品の多さが秋田県の誇りです。ほかにも、温泉・マリンスポーツ・アウトドアなどを車で30分圏内で楽しむことができます。また、弊社では、2023年版「住みたい田舎」ベストランキング6部門で1位を獲得した秋田市に住みながら働くことができます。さらに、日本の最先端を行く再生可能エネルギー分野の仕事も充実しております。特に、本社のある男鹿市は今後主力となる浮体式洋上風力発電事業の拠点となることや、エネルギーの主力となる水素もしくはアンモニアの生産拠点となることも見込まれております。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
自分で行動できる方に応募していただきたいです。言われたことをそのまますればいい、という方ではなく自分ができることを前向きに取り組んでいただきたいと思っております。また、施工には多くの工程があり、どうしてこの工程が必要なのか、あとでどういった意味を持つのか、興味を持って取り組むことができることも重要です。スキルなどは入社してから学ぶことができますので、今知っている必要はありません。むしろ、知らないことに対して興味を持って学んでいただきたいです。
ひとを知る
代表取締役社長
清水隆成
法政大学卒業後、県外の同業他社で経験を積み2006年に家業の株式会社清水組に入社。2019年に5代目社長に就任。就任後、秋田県女性活躍推進企業表彰・秋田県子育て支援企業表彰・建設人材育成優良企業表彰など働き方改革において評価を得た。東北建設業青年会会長(2020年~2022年)、秋田県PTA連合会会長(在任中)など県内外で存在感のある活動をしている。地元では2007年より音楽フェス立ち上げメンバーとして貢献している。
SDGsへの取り組み
- 【5】女性従業員の積極的な雇用と1つの現場に1人以上は女性がいるような環境づくりに取り組んでおります。
- 【7】秋田県沖で動き始めた洋上風力発電事業に参画し、クリーンなエネルギーを社会に供給します。
- 【14】漁港や漁場整備事業を通じてサステナブルな漁業を可能にし、海の豊かさを守ります。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社清水組 |
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所在地 | 〒010-0341 秋田県男鹿市船越字船越285 |
創業年 | 1905年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 清水隆成 |
事業内容 |
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