企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社の始まりは、戦後までさかのぼります。1934年に生まれた佐藤昭二は戦後という物資の少ない時代に角館のお菓子屋さんで働き、お菓子作りや販売のノウハウを学びました。その後、いさみや(現在の「もろこしあんいさみや」)を創業し、1972年に佐藤商事として独立します。さらに、1980年頃から現在の主軸事業である和菓子の製造に力を入れはじめ、その5年後には有限会社となります。それ以来、時代の波を受けながらも、弊社は2022年に50周年という節目を迎えました。これからも、弊社オリジナルの和菓子を作り続けたいと考えております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社は主力商品・もっちりまんじゅうを柱に手作りにこだわり、製造を続けております。もっちりまんじゅうとはその名前の通り、もちもちした生地と柔らかいあんこが特徴のおまんじゅうです。このもっちりとした生地は、その日の気温や湿度で変わってしまうため、職人の方々が日々微妙な違いを捉えて作っております。また弊社では、このもっちりまんじゅうをアレンジし、抹茶やチョコをはじめとした12種類を展開中です。他にも弊社の主力商品であるバター餅も、手作りにこだわっております。秋田県の特産品でもあるバター餅ですが、弊社ではもち粉ではなくもち米から工場でついて製造します。そのためこしがあり、バター餅の魅力を最大限まで引き出した商品です。さらに、完成後箱に詰めた商品には、商品の説明などを手書きした紙を同封しております。お取り寄せであっても、手書きのあたたかみで商品の魅力がより伝わるのではと考えております。これからも手作りにこだわり、機械では出せない美味しさを持つお菓子を作り続けたいです。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た秋田地域の魅力について教えて下さい。
秋田県の角館町はみちのくの小京都と呼ばれ、四季を通じて自然と触れ合える町です。例えば、春には武家屋敷通りに咲くしだれ桜があり、毎年何十万人もの観光客がいらっしゃいます。さらに、美しい自然が育む美味しい食べ物も充実しております。全国的にも有名なきりたんぽをはじめ、ハタハタなどの海の幸からキノコなどの山の幸も豊富です。もちろん、弊社で製造するもっちりまんじゅうもぜひ食べていただきたいです。まだまだ秋田県の魅力は他にも多くあります。これから、さらに秋田県の魅力が全国に伝わってほしいです。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
まず、何よりお菓子作りが好きな方にご応募していただけたらと考えております。手先の器用さやスキル、知識などは関係なく柔軟な視点をお持ちの方に来ていただきたいです。もちろん、お菓子作りという職業ですので、整理整頓や清潔感は大切にしていただきたいです。毎日働く場所ですので、社員皆でお菓子作りを楽しめたらと考えております。
ひとを知る
代表取締役社長
佐藤洋子
地元の高校卒業後、第一勧業銀行本社(現:みずほ銀行)に入行。5年間の勤務で退職後、地元に戻り父親の経営していた現在の会社を手伝い現在に至る。また高校・実業団とバスケットボールの強豪チームに所属。そこで得たスキルを元に、感謝・慎み・助け合いをモットーに活動している。
SDGsへの取り組み
- 【11】特に農業主体の地域であるため、産業排水などで地域の環境を害することのないよう心がけております。
- 【12】商品を作る責任、また原料・資材など使う責任をしっかりと果たして、バランスよく世の中が回るよう努力致します。
企業プロフィール
企業名 | 有限会社佐藤商事 |
---|---|
所在地 | 〒014-0341 秋田県仙北市角館町雲然上町屋65 |
創業年 | 1972年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 佐藤洋子 |
事業内容 |
|
WEBサイト | リンクはこちらから |
求人応募ページ | |
企業ロゴ |