企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社のあるまちは元々、漆器やこけし、仏壇などをつくる木工業が盛んでした。そのため小さい頃から周りに木があり、自分で木からおもちゃをつくって遊んでいました。家業の仏壇の製造や電子部品の製造の仕事など様々な変化を経て、ふと海に立ち寄ったのが「我流慕」の始まりです。今まで製造で使っていた木は成形されたきれいな板の状態でしたので、偶然出会った曲がった流木を目にし、この状態から作品を作ってみたいという想いに駆られ修行を始めたことで「我流慕」が誕生いたしました。創業後まもなくして応募した「eco japan cup」では特別賞を受賞し、新聞やテレビで取り上げていただいたことが弊社にとっての大きな転換点です。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社の事業は、間伐材の秋田杉の枝から作ったお土産の製造卸、秋田市土崎店舗での小売り販売や彫刻での文字入れ、流木オーダーメイド製作・販売、流木アートの貸出し、流木アート教室などです。海に流れついた流木を拾い、気に入った流木を使って作品を作ります。また木工品に写真彫刻などを施した贈り物やノベルティにぴったりなオーダーメイド記念品を制作することも可能です。このように、誰も挑戦したことがないようなことに挑戦する姿勢こそが弊社の強みだと考えております。今後は、「流木はゴミではなく価値あるものに変わる」ということを流木アートを通して多くの方に知っていただき、秋田県湯沢市に全国各地から観光客を呼ぶことを目標として尽力してまいります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た秋田地域の魅力について教えて下さい。
湯沢市は、秋田県の南部に位置しており、冬は国道などが冬季閉鎖してしまうことから「陸の孤島」と呼ばれるような場所ですが、四季がはっきりしており水が美味しいです。そのため米や酒・うどん・果物など、日本中に誇れるおいしいものが沢山あります。しかし観光についてはまだまだ成長途中です。モノを作って首都圏に販売するだけでなく、首都圏から湯沢市に人を呼ぶ取り組みが必要だと考えます。湯沢市には秋田県外の方に初めてきた土地を前に、感動していただけるだけの自然環境があると思っております。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
弊社は夫婦2人でやっている小さな工房です。過去に、アルバイトとして社会復帰の前に弊社で尽力してもらい、働く経験を経て3名の方が巣立っていきました。規模を拡大することよりもまずは現状維持を大切にすることを重視しておりますので、少人数でアットホームな環境で働きたい方に来ていただきたいです。お客様に満足してもらえるようなモノ作りに共感していただき、次のステップに繋げられるヒントや経験を弊社で得てみませんか。
ひとを知る
代表
佐藤泰幸
2006年、海に流れ着いた流木と出逢い工房「我流慕」をスタートさせ、オブジェやインテリアなど製作、ワークショップや流木アート教室を開催など幅広く活動中。また県木でもある秋田杉間伐材の枝を山で採取し、枝を利用した特産品の製造販売卸や、木工とレーザー加工を組み合わせたオリジナル作品を数多く製作。さらにイオン土崎港店(秋田市)にて、持込み品などにその場で名入れやロゴ加工を行うレーザー彫刻&名入れのお店「KIZU」を運営している。
SDGsへの取り組み
- 【14】流木は燃やす薪以外にも資源(素材)と考え、組み合わせ次第で素敵なインテリアにもなるということを伝えてまいります。
企業プロフィール
企業名 | Driftwood Factory 我流慕(がるぼ) |
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所在地 | 〒012-0105 秋田県湯沢市川連町字51-4 |
創業年 | 2006年創業 |
代表者 | 代表 佐藤泰幸 |
事業内容 |
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