企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社は、ジェイテクト主力製品であるパワーステアリングという自動車の部品に必要なソフトウェアを開発する会社です。元々愛知県にあるジェイテクト本社でソフトウェア開発を行っておりましたが、エンジニアの採用に苦戦しておりました。そのような中、出会ったのが秋田県です。秋田県は人口減少などの課題解決に向け、積極的な企業誘致や秋田県にUターンして働きたい方の把握・採用推進活動に取り組まれています。秋田県の協力を得て、県外で活躍された優秀な人材を確保し、重要なソフトウェア開発拠点とするため、2017年「株式会社ジェイテクトIT開発センター秋田」が誕生いたしました。現在では弊社で開発したソフトウェアを搭載した部品も既にお客様のお手元に届き、創業から6年の成果を感じております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社は、自動車部品であるパワーステアリングで使用するソフトウェアを開発しております。自動車業界において最も重要なのが安全性です。ただし、一度安全性の高いソフトウェアを開発して終わりではありません。日々更新される技術・機能を取り入れたソフトウェアにアップデートし続ける必要があります。最先端のソフトウェア開発に取り組む弊社は、常に世界最先端の安全性を誇るソフトウェアを開発しているということが強みです。また安全性を保つためには、粘り強く、地道にコツコツ向き合う必要があります。そのようなプロセスに秋田の県民性と非常にマッチしている印象です。弊社にとってぴったりの人材と出会えたことにも感謝し、秋田に恩返しできるよう社会貢献活動を続けていくとともに、秋田に特化した事業が展開できるよう努めてまいります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た秋田地域の魅力について教えて下さい。
まずは秋田の皆様の人柄です。ソフトウェアや自動車の部品を製造するにあたり、安全性や品質を地道に確保しなくてはなりません。そのようなところに非常にマッチした人柄だと感じております。また「ちょうどいいから住みやすい」というキャッチフレーズのもと、秋田市中心部はコンパクトシティとなっているため、心豊かに快適に住むことができる地域です。加えて秋田は行政から就職・転職支援や移住者への補助制度など、これから秋田に住む方への手厚い待遇もございます。弊社としては、このような魅力的な秋田に住むための必要な働き場を提供するということで秋田に貢献してまいります。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
弊社は、ソフトウェア開発で世の中に貢献したいという想いを重視しています。現在ソフトウェア業界の人材不足は深刻です。弊社では入社した方に、弊社で必要なスキルを身に付けていただく教育を行っております。そのためソフトウェア開発のスキルが十分でない場合でも、弊社の方で手厚くサポートいたしますので、ソフトウェア開発に対する強い思いを持っている方に来ていただきたいです。一方で既に県外などでスキルを身に付け、秋田に帰りたい方・腰を据えて秋田で働きたいという方にも、弊社は受け皿になります。スキルは十分ではないけれどソフトウェア開発に携わりたいという想いを持つ方や秋田でソフトウェア開発という働き場を求めている方、ぜひ弊社で一緒にソフトウェア業界を盛り上げませんか。
ひとを知る
代表取締役社長
小林幸洋
愛知県出身。大学院卒業後、2001年に豊田工機㈱(現:㈱ジェイテクト)に入社。車両用パワーステアリング製品のエンジニアとして、主にソフトウェア開発に従事。2021年7月に同社100%出資子会社である㈱ジェイテクトIT開発センター秋田の開発部長に就任。2023年6月より代表取締役に就任し、「地球のため、世の中のため、お客様のため」を基本理念に、自社のさらなる成長と自動運転社会に向けた最先端の技術開発に取り組む。
SDGsへの取り組み
- 【7】再生可能エネルギーへの転換、社内エコ施策によりCO2排出量を削減し、カーボンニュートラル実現に貢献します。
- 【9】自動運転車(レベル3~5)用搭載部品のソフトウェア開発を行い、自動運転社会の実現に貢献します。
- 【11】継続的な社会貢献活動の実施により、地域社会の持続的発展・活性化に貢献します。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社ジェイテクトIT開発センター秋田 |
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所在地 | 〒010-0001 秋田県秋田市中通四丁目2番7号日本生命秋田中央通ビル3F |
創業年 | 2017年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 小林幸洋 |
事業内容 |
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