企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
創業は明治時代、1902年でした。それ以来湯沢市の地で120年、地域の発展とともに成長を続けてきた企業が弊社です。常に地域のインフラの一端を担っており、高い舗装技術や除雪技術を身に付けている名人と呼ばれる高齢社員に恵まれております。そんな会社ではありますが、常に安泰であったわけではなく、平成中期には、除雪作業中の大事故を起こし会社の存続の危機に直面したこともありました。それでも、地域の方々の支援・指導を受けて、どん底から這い上がり、信頼を取り戻すことができました。そして令和5年、新しい社屋への移転が実現し、新たな歴史がスタートしております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社の事業は、舗装工事と除雪工事の2つです。特に弊社では舗装工事に特化しております。舗装工事においては、道路の端にまで注意を払った丁寧な工事を心がけております。そのため、同業者からの信頼が厚く、下請工事も安定した受注につながっております。もう1つの除雪工事においても、安定した売上がございます。国土交通省からの公共工事であることと、数年に一度の暖冬を除けば豪雪地域であることがその理由です。冬には、地元の農家などの方々もご参加いただき、地域に密着した事業を行っております。これらの事業のおかげで、年間の業務スケジュールが、ほぼ埋まっております。しかしながら60代、70代の社員が全体の半数近くに上るため、現在の受注量をこなしていくためには若い人材の採用が社運を左右する最重要課題でもあります。今後は、採用活動の強化や外国人労働者雇用も視野に入れる必要性もあります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た秋田地域の魅力について教えて下さい。
湯沢市は秋田県でも少子高齢化が顕著な地域であり、若者の人口流出は地域の深刻な課題となっております。さらに、居住する場所としては豪雪地帯ということもあり敬遠されてしまいがちです。しかし、これは弊社にとっての業務上の利点でもありますので、心中は複雑なものがあります。これからは地元行政や経済界で一致団結して若者の雇用に注力していくことが重要です。一方で、豊かな自然に恵まれた秋田県にはお米や日本酒、稲庭うどんなどの特産品があります。また、人柄はおっとりとしていて、豪雪地帯の中でもあたたかな人情味が溢れる地域ですので、まだまだ魅力は語り尽くせないほど十分にあります。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
まずは、地域を守りたいという志の強い方です。弊社の事業は、地域に密着したものですので、地域への思いは大切にしております。自分の仕事に誇りとやりがいを強く感じたい方も求める人材の1つです。また、チームで行う仕事が多いため、協調性があってチームワークをとれる方の応募もお待ちしております。弊社の事業は重機のオペレータであったり、現場を管理する施工管理技士など、職種は複数あります。しかし、知識・技術は入社してからの勉強で十分ですし、それから自分で適正を見極めることもできます。何よりも、明るく元気で地域に愛される人柄をお持ちの方のご応募を期待しております。
ひとを知る
代表取締役
田村一博
大学卒業後、仙台市や秋田県の企業に勤務。昭和63年㈱ 田村組の専務取締役に就任。平成5年には第3代社長として代表取締役に就任。堅実な経営により安定した業績を継続し、雪国秋田屈指の豪雪地帯である湯沢雄勝地域において、道路のスペシャリストとしての確固たる地位を築き上げ、令和5年には湯沢市郊外の広大な土地へ念願だった社屋移転を実現させた。現在は次世代から支持される企業づくりを進めているところである。
SDGsへの取り組み
- 【3】働きやすい職場作りの推進により、個々人の生きがいや喜びを支えます。
- 【7】 新しく移転した社屋の電気をすべてLED化し、クリーンエネルギー活用の増加を図ります。
- 【11】会社主催のクリーンアップ活動を企画し1年間に2回実施。会社周辺の環境整備に注力しております。また他社主催の活動にも積極的に参加し、地域全体の環境整備に貢献しております。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社田村組 |
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所在地 | 〒012-0051 秋田県湯沢市深堀字鎌切33-1 |
創業年 | 1902年創業 |
代表者 | 代表取締役 田村一博 |
事業内容 |
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