企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
約100年前、秋田県三種町で米作りを始めたのが安藤食品のルーツです。今ではお米と地域の特産であるじゅんさいの栽培・加工・販売をしております。じゅんさいとはゼリー状のぬめりで覆われている水草の新芽の部分を指します。こちらのじゅんさいを摘む作業は機械化が難しいため、小舟に乗りながら、一つ一つ手作業で行われています。また、地域の特産品であるじゅんさいの文化を守るため、安藤食品はSNSの活用等で普及活動を行っております。最近は異常気象の影響で収穫が平常時の2/3まで落ち込むこともありましたが、地域の方と協力しながら楽しく働いております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
じゅんさいの素晴らしさを知ってもらうために、各SNSなどのメディア媒体では、じゅんさいの他に、秋田県の魅力を写真や動画を通して伝えております。安藤食品がじゅんさいの普及活動に熱を込める理由は、大変な収穫作業の果てにたどり着ける、見た目の美しさと独特の食感を持つ唯一無二のじゅんさいの良さを一人でも多くの方に知ってもらいたいからです。合言葉は「NO JUNSAI, NO LIFE」、じゅんさい愛しかない、執念によるじゅんさい発信が弊社の強みです。何気ないじゅんさいの摘み取り作業も、映画の一コマの様に美しい映像としてYouTubeにアップされております。是非ご覧ください。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た秋田地域の魅力について教えて下さい。
かわい農場様の豚肉やソーセージがおいしいです。こちらは三種町にある農場で、現在では希少になった中ヨークシャー種の豚を育てています。三種町の大地でストレスなく育った豚はとても美味しくて、じゅんさいと一緒にしゃぶしゃぶで食べると最高です。おすすめ観光スポットは、大舘市の御成座という映画館です。現在もフィルム映写機での上映を行う非常に歴史のある映画館で、我々も秋田の片隅にこんな素敵な映画館があることがとても誇らしく思います。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
農業をする上で必要なスキルはありませんが、じゅんさいが利益を上げられる作物として成り立つために、より多くの方にじゅんさいを知ってもらい、価値を高める必要があります。そのために健康で楽しく働いてくれる方を求めております。三種町はじゅんさいの積み手の不足やじゅんさい自体を育てる農家の方が減少しています。そんな中でも安藤食品は日々研究、奮闘しながら農業と向き合っております。じゅんさいの伝統文化を守り、そしてその美味しさを全国に届けましょう。日本の自然や伝統文化を肌で感じられる、美味しい食べ物が揃った秋田県三種町でお待ちしております。
ひとを知る
代表取締役社長
安藤賢蔵
農業高校卒業後、一浪して東京の大学に入学するも授業についていけず2年時に退学。国内を放浪しながら高齢者の話を聞く旅を続け、やはり農業で生きていく道を選び、24歳の時に実家に戻り、米とじゅんさいの生産・加工に従事。29歳の時に父の他界により代表就任。より良質なジュンサイの栽培を目指し、日々研究、奮闘中。
SDGsへの取り組み
- 【11】弊社が運営するYouTubeアカウントやSNSでじゅんさいの良さを普及し、伝統作物のじゅんさい文化を守り、陸の豊かさを保護します。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社安藤食品 |
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所在地 | 〒018-2303 秋田県山本郡三種町森岳字泉八日138 |
創業年 | 1970年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 安藤賢蔵 |
事業内容 |
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