企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
1933年(昭和8年)に創業し、和歌山の名産を用いた「柚もなか」などの製造から始まりました。現会長の父が、「赤ちゃんからお年寄りまで安心して食べられるお菓子を作りたい」と東京の製菓学校と3年間の共同開発を行い、1967年(昭和42年)に銘菓「かげろう」が誕生しました。1971年のくろしお国体で天皇皇后両陛下に献上されたことで広く認知されるようになりました。当初は賞味期限が数日でしたが、脱酸素剤の導入などで日持ちを向上させました。2016年には「Kagerou Cafe」をオープンし、限定の「生かげろう」が大ヒットするなど、伝統を守りながら進化を続けています。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
強みは、職人が気温や湿度に合わせて生地を手作業で練り上げることで生まれる「かげろう」の繊細な食感です。大量生産を求めず、全国チェーン店からの出店打診を断ってでも和歌山土産としてのブランド価値を守り抜いています。また、開発部や会議を設けず、社員同士の「密なコミュニケーション」から新商品が生まれるアットホームな社風も特徴です。今後は、既存のカフェ事業に加え、人気のカツサンドやボロネーゼなどを提供する専用のフードレストランの開設や、ベーカリーと雑貨の売り場拡張など、さらなる事業展開を構想しています。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
地方創生において「共存共栄」の理念を最も重視しています。小さな街で生き残るため、同業他社との無意味な競争を避け、自社のケーキ販売を縮小して近隣のケーキ店にお客様を譲るなど、地域全体で利益をシェアする考えを持っています。地域の企業が1軒でも多く存続することが雇用を生み、過疎化を防ぐことにつながるからです。また、地元の成人式やコロナ禍の小中学校卒業生へのお菓子寄贈といった地域貢献活動も行っています。今後は行政の観光振興策にも積極的に関わり、白浜の魅力を発信して観光客誘致に貢献し、地域の持続的な発展を支えていきます。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
「従業員は宝」という教えを代々受け継ぎ、店舗をむやみに拡大するよりも従業員への還元を優先して、社員の幸せを守る経営を行っています。繁忙期には社長自らが現場に入るなど、役職や部門の垣根を越えて自然と助け合う、家族のような仲の良さが働く最大の魅力です。そのため採用においては、高いスキルや経験、過去の肩書にこだわることよりも、「人間性」「優しさ」「感謝の心」を何より重視しています。社内の良好な人間関係を保ち、周囲と前向きに協力し合える、温かい心を持った人材を求めています。

ひとを知る

代表取締役会長
福田 裕希
1967年(昭和42年)4月、「かげろう」の誕生と同じ月に生まれた。 大阪や海外(ニュージーランド)で貿易関係の会社などを経営していたが、実家の経営を立て直すため、2004年(平成16年)に帰郷した。 徹底したコストの見直しや「かげろう」のブランド化、新規事業の立ち上げなど大胆な経営改革を実行し、業績を大きく回復させた。
SDGsへの取り組み
- 【8】「従業員は宝」の教えのもと、社員への還元と働きやすい環境づくりを進め、1人ひとりのやりがいと会社の持続的な成長を目指します。
- 【11】地域への商品寄贈や同業他社との共存を通じ、地元企業の存続と雇用を支え、持続可能なまちづくりに貢献します。
- 【17】「共存共栄」の精神で地域企業・行政と連携し、白浜の魅力発信と観光産業の持続的な発展に貢献します。
企業プロフィール
| 企業名 | 株式会社福菱 |
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| 所在地 | 〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町1279-3 |
| 創業年 | 1933年創業 |
| 代表者 | 代表取締役会長 福田 裕希 |
| 事業内容 |
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| WEBサイト | リンクはこちらから |
| 企業ロゴ | ![]() |





























































