元々は約40年前に祖父の時代から上市屋銘木店として主に「磨き丸太」をメインに製材所を創業しました。父も同じ製材所の仕事に従事していましたが、時代の変化と共に床柱で磨き丸太を使う需要が減少。それに伴い、立木伐採や搬出作業なども含めた事業を約30年前から拡大していき、2012年に株式会社上市屋銘木店として法人化いたしました。2021年に現代表が三代目として継承。代変わりした後は、今まで以上に安全対策・環境問題や地域貢献の意識が強まり、現在では持続可能な資源を守り続けるために、雇用拡大に向けて和歌山県農林大学校と連携を取ることでインターン生を迎え、将来林業経営を担える人材育成にも力を入れております。今後も業界全体で計画的に木を育てて管理することで、安定的な材木の供給のみならず、次世代に繋がる未来の担い手を輩出し、持続可能な資源の保全に努めてまいります。

弊社は、和歌山県西牟婁郡すさみ町周参見にあり、和歌山県のすさみ町・白浜町・田辺市・古座川町の山林にて業務を行なっております。主な業務として、山林現場において、立木伐採・高性能林業機械による搬出作業、索道架設、山林の売買、森林作業道開設などの作業を担っております。我々の仕事は、危険を伴う作業です。だからこそ徹底した『安全対策』で『無災害』を目指しております。毎朝のミーティングでは、本日の安全目標を決めて作業し、様々な事故事例をスタッフ全員で共有し、事故を未然に防ぐ為の対策・指導を行っております。弊社の社員は平均年齢も若く次世代に続く人材育成と共に長年にわたるノウハウを継承し、また高性能林業機械も導入のうえで、安全・丁寧・迅速な作業で品質の高い仕事をご提供いたします。これからも皆様や地域に貢献できる企業として邁進していく所存です。

すさみ町は農林漁業と観光が主要産業で、温暖多雨な気候からレタス栽培が戦前から行われており、良質なすさみレタスは関西随一とされています。漁業でも特にカツオが有名で、明治以来「ケンケン船」の全国屈指の基地として知られており、カツオのほかにもヨコワやブリなどが水揚げされております。他にもイノブタも有名です。 (イノブタは1967年すさみ町にある和歌山県畜産試験場にて、猪を父に豚を母にして全国で初めて誕生) すさみのイノブタ肉は猪肉の風味をもちながら、柔らかくクセのない美味なお肉です。食に関しては豊富で伝えきれないほど魅力が溢れております。観光地としてのすさみ町は、温泉や海水浴場もあり、島・滝・海岸など、みどころのあるスポットが多いです。そして、面積の9割を森林が占めていることから、古くから林業が栄えている地域でもあります。そのような森林の魅力とともに資源の保全に尽力しながら、弊社は今後も地域と経済の発展に貢献してまいります。

意欲のある方、根気や体力のある方、自然が好きな方からのご応募を社員一同楽しみにお待ちしております。自然が大好きで環境問題に関心がある方にとって弊社の仕事は非常にやりがいのある仕事です。また弊社には人として成長できる環境が整っており、先輩・後輩の垣根なく社員全員が仲良く助け合いながら仕事に取り組んでおります。なかには20代の女性スタッフもおり、この方も大活躍中です。若い世代が現場を盛り上げながら、日々豊かな自然と向き合い働いております。さらに、従業員教育体制や資格支援制度も充実。Iターン・Uターン等の移住希望者へのサポート体制も整えております。木を切るだけが林業ではありません。木を育て、森を育て、自然環境を保護する役割も担う奥が深いこの業界。自然豊かな地で、輝く太陽、澄んだ空気、新緑の緑の木々に囲まれた場所で、ノンストレスで楽しく仕事に励みましょう。興味がある方は是非お問い合わせください。