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冨岡エッグファーム

安全かつ安定した卵の生産に努め、お客様に魅力溢れる卵を提供していきたい

弊社は和歌山県で最大規模の羽数を有する養鶏場で、白・ピンク・赤の卵を日々生産しております。細心の注意を払いながらも飼料にこだわり、鶏に酵素を与えることにより健康な卵の提供を可能にしております。また、酵素のおかげで臭いの少ない発酵鶏糞の生産・販売も行っており、鶏糞を農作物に再利用することで循環型農業にも貢献し、地域社会との発展を目指しております。

企業のこれまでとこれから

御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。

祖父の代から養鶏業を営んでおり、父である現代表が事業継承する際に1人でも多くのお客様においしい卵を供給するために鶏の羽数を大きく増やしました。当時、橋本市養鶏農業共同組合に所属しておりましたが、結果的に組合から退くことで新たな販売経路や運送業者で出荷できる手配を構築し、経営を安定させることに成功いたしました。ところが、新型コロナウイルスや世界情勢の影響で市場価格が変動したことにより収入が減少し、さらには飼料高騰と不安定な卵価、全国規模での鳥インフルエンザによる被害もあり、現在もなお先の読めない業界です。幸いにも弊社における鳥インフルエンザは発生せず、安全に運営することができていますが、いつの時代でも養鶏業の行く先を見つめ直すことが必要であると考えております。

御社の現在の事業の強み・特徴これからの展望について教えて下さい。

現在、弊社では原卵出荷を主な事業としております。もちろん原卵出荷のみならず、スーパーや洋菓子店、そのほかにも様々な飲食店で卵をお取り扱いいただいております。弊社の卵は味が濃く、卵の臭みもなく黄身が大きいことが特徴です。そのため、生で食べても美味しいとお客様から言っていただくことも多いです。また、スーパーなどで流通していない規格外の安心・安全な卵も販売しております。そして、1人でも多くのお客様に魅力溢れる卵を提供できるよう、小売販売事業を拡大する取り組みも行っております。今までは従業員の工数に伴い、拡大に向けたリソースを割くことができず小売の販売数に限度がありました。しかし、ベトナム人の技能実習生を迎え入れたことで鶏の成績を上げ、小売の販売に少しずつ専念できる体制が整ってまいりました。現在は、地元のみならず近隣地域のリピーターも増やすためにSNSを用いて弊社にしか生産できない卵の魅力を発信し、アメリカのファーマーズマーケットのような活気溢れるイベントを計画するなど、地域発展に寄与すべく邁進しております。

企業から見た地域の魅力について

御社から見た和歌山地域の魅力について教えて下さい。

橋本市隅田町は自然豊かで四季折々の田園風景が魅力です。また、橋本市は奈良県や大阪府からのアクセスも良好であり、京奈和自動車道が完成後は人々の往来が増加する見込みがあることから、さらなる発展が望まれます。また、観光で訪れる多くの方にとって橋本市は高野山・熊野古道に繋がることでも知られており、歴史ある寺院や神社も堪能できます。さらに現在、当養鶏場付近では工業施設の建設工事が進行しております。今後は養鶏場周辺の交通量も増え、地元の発展に繋がっていくことだと思います。このように、橋本市隅田町は自然と歴史、そして地域発展の調和がとれた魅力的な地域です。

企業が求める人材像について

御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。

弊社で働くにあたって、特に必要な資格や経験の条件は設けておりません。責任感があり、忍耐強い方を募集いたします。集卵作業をメインに鶏舎から流れてくる卵を洗浄し、割れている卵や規格外の卵を取り除いて正常な卵を専用ラックに積んでいく業務を担当していただく予定です。安心で安定した美味しい卵の供給は、働く従業員たちの想いが詰まってこそ可能であると考えているため、弊社のこうしたビジョンに共感いただける方であれば是非、お問い合わせください。最初は不慣れで不安なこともあるかと思われますが、従業員が優しく丁寧に教えてまいりますので、ご安心ください。

ひとを知る

広報担当
冨岡直人

和歌山県橋本市出身。立命館大学卒業後、父親である社長と同様にアメリカのワシントン州にある家族経営型の養鶏場で1年以上に及ぶ研修で見聞を広める。日本の鶏の飼養方法と全く異なり、体験する全てのことが自分自身にとって新しい貴重な経験となる。現在はアメリカで学んだ経験を活かし、新しい事業の実現に向けて一つ一つ、確実に取り組むことができるよう邁進している。

SDGsへの取り組み

  • 【2】出荷することのできない規格外の卵や形の悪い卵を無駄なく安心・安全かつ安価で販売することで食品ロスを削減しております。
  • 【10】外国人技能実習生制度に積極的に取り組み、インドネシア人の研修生やベトナム人の技能実習生に日本の養鶏技術や働き方を教えることで当該開発途上地域等の経済発展を担う「人づくり」に寄与します。
  • 【12】酵素を与えた鶏から出た臭いが少なく栄養価の高い鶏糞を発酵させ、地域農業に再利用していただくことで循環型農業に貢献します。

企業プロフィール

企業名有限会社冨岡エッグファーム
所在地648-0002
和歌山県橋本市隅田町平野56-2
創業年1960年創業
代表者広報担当 冨岡直人
事業内容
  • 養鶏
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