創業は1952年、和歌山市でハッカを配合した貼り薬の製造が起源です。1972年には現在の工場を設立し、パップ剤の製造を開始いたします。こちらは現在も弊社の主力製品です。1999年には株式会社富士薬品の資本に参加し、主に富士薬品グループの配置薬やドラッグストア向けの製品を製造するようになりました。この時期よりパップ剤だけでなく、おでこに貼る冷却シートの製造にも着手し、貼り薬に留まらずかゆみ止めなどの塗り薬の製造も行うようになったことから、現在は外用剤の分野において幅広い商品を取り揃えております。また、弊社の製品は、富士薬品の配置薬やドラッグストアセイムスまたはECサイトなどでお求めいただけます。

富士薬品のグループ会社として、湿布剤や塗り薬といった体の表面に作用する医薬品の製造販売を行っており、主な販売先は富士薬品が全国に展開する配置薬やドラッグストアセイムスです。富士薬品グループは、製造から販売までを一貫する、医薬品企業の中でも珍しい企業であるため、お客様の声をより近くに感じることができ、製品開発に活かせる場面が多いと感じております。さらには、自社で販売する医薬品の品質を自社で責任をもって担保することができます。そのため、自信をもってお客様に安心・安全な商品をお届けできると考えております。

和歌山県北部に位置する紀の川市は、自然が豊かで気候も温暖な地域です。弊社の位置する貴志川町の近くには、かおり風景100選にも選ばれ「ひと目十万本」といわれる桃の花が織りなす桃源郷があり、春には美しい景色を眺めることが出来ます。また、紀の川市は桃・はっさく・柿・キウイフルーツなどの果物が収穫できる全国有数の果物産地でもあり、一年中四季折々の美味しい果物が楽しめます。田舎ではありますが、北は大阪府、西は和歌山市に隣接しているため利便性が良く、自然に囲まれながら穏やかに暮らすことができる住みやすい町と言えるでしょう。

知識・経験・学歴・経歴、それら以上に、学ぶ意欲や働く原動力を持った方と一緒に働きたいと思っております。和歌山県内に医薬品の製造所は少ない中、この地で医薬品製造ならではの知識や経験を得られることは確実に人生の大きなステップアップにつなげることが可能です。また、医薬品の製造はイメージが湧かない・難しそうだといった印象をお持ちであるかもしれません。しかし、その不安やドキドキなどは、初めての体験でしか味わえない貴重な感覚です。そこで、弊社ではこの感覚を前向きな経験だと捉え、怖くても新しい一歩を踏み出せる方、共にチャレンジし共に前進して行ける仲間を求めております。