日用雑貨の卸売業として昭和29年12月1日に創業し69年が経過しました。創業当初は、和歌山県海南市の特産であった棕櫚を生かした商品(棕櫚箒、束子等)を全国の雑貨店に販売させて頂いておりましたが、昭和55年に中国から石材を輸入し全国の造園資材店に販売を開始し、昭和62年からは人工垣根の販売を始め、庭園製品・庭園資材・緑化資材・エクステリア関連製品・人工石(ＦＲＰ)・石材・砂利の製造及び販売・室内装飾(銘竹等・人工樹木)等が主力となっております。昭和46年8月に法人化し現在2代目が継承。「あなたの暮らしに夢とうるおいを」をキャッチフレーズとして事業展開しております。

株式会社山一屋は50年以上、お客様の要望に沿った和風庭園資材を提案させていただいております。四季によって変化する風情は、世界に誇れる日本文化です。私たちは、ホテルなどの商業施設や公共施設からご自宅の庭まで、依頼主のご要望にあった「和の庭」のご提案の出来る、バラエティーに富んだ庭園資材や装飾品をご用意しております。残念ながら近年、世界的に職人が減少しております。この美しい日本の伝統を次世代に継承していくために、天然資材をしっかりと確保し、使用していくことが大切だと考えております。また、SDGsの取り組みの一環として、竹や杉皮など製品にする際に出る端材を減らす事を目的とし、2021年7月に株式会社山一屋の100％出資会社として楽ポケ株式会社を設立。端材を使用した和モダンな家具・雑貨等のDIY商品を作り、株式会社山一屋のEC部門を担っております。時代の流れを通して、多くの方々に【和の素材】を身近に感じて頂き、皆様に親しまれる商品となるよう、今後も鋭意努力致します。

海南市は和歌山県の北西部に位置し、四季を通して温暖な気候に恵まれ、南部ではみかんやびわの栽培、北部では桃の栽培が盛んです。また、紀伊水道を臨む沿岸部では、シラスや鱧、ワカメなどの海の幸にも恵まれております。古くから熊野古道の要衝の地として栄え、熊野九十九王子の中でも特に格式高い五躰王子の一つで熊野聖域の入り口とされる藤白王子、全国に200万人といわれる"鈴木さん"のルーツといわれる鈴木屋敷などたくさんの歴史的資産があります。また、日本四大漆器の一つである紀州漆器の里・黒江の町並みなど、自然が豊かで歴史の濃い地域です。レジャーランドとして有名な黒沢牧場や和歌山マリーナシティもあります。

中途採用など年齢や性別に関わらず、エクステリアや庭づくりに関心がある方、図面を通したデザインに興味がある方、手先を使った物づくりの好きな方、全国に既存の販売先があるので、各所の町を通して営業経験をしたい方です。庭づくりはお客様一人一人の想いに共感し、一緒に夢を作り上げる、そんなやりがいのある仕事です。話すことが苦手でも構いません。“人”に興味がある、そんなあなたを株式会社山一屋は求めております。是非一度弊社にご連絡ください。