企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
遊休農地の復活等、事前の準備活動を経て、2021年8月創業。自社の農業生産とともに、首都圏や大阪等での対面販売を展開。本年(2022)3月には東京赤坂「器ながや(きながや)」に念願の産直ブース(器ながやFLK)を開設することができました。加えて、ご協力いただけるレストラン様(東京麻布十番和処きてら、横浜元町あおぞら)の軒先でのマルシェや自社HP、オンライン販売等を通じて、信頼のネットワークを拡げ、産地と消費地が交流する「新しいカタチの農業」として地域振興の一助となれば!という思いで一同頑張っています。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
農業生産、加工、流通、販売と忙しい日々を過ごしていますが、私たちが生産者であり、その生産者自身が農産物を販売したり、産地ならではの原材料を使った加工食品を製造したり、というのが私たちの強みであり、最大の特色です。新鮮・完熟、産地ならでは!の商品と、素朴ながらまじめな説明が、お客さまの信用に繋がり、リピーターさんの獲得に繋がっていくのだと思います。課題は認知の拡大ですが、地道な活動こそが私たちの強みです。対面販売を基本にネットワークの拡大に努めますが、Made in Localの場を通じて、県内外に共感の輪が広がり和歌山県産の農産物を知ってもう機会になることを期待します。

企業から見た地域の魅力について
御社から見た和歌山地域の魅力について教えて下さい。
風光明媚であり、温暖な気候、黒潮が運ぶ潮風、紀伊山地の生み出す寒暖差など表情豊かな自然環境、そして古くから脈々と続く農業文化が、柑橘や梅、桃、柿など和歌山ならでは!の農産物をたくさん育ててまいりました。
加えて、豊かな海の幸、お醤油、鰹節の発祥の地であり、和歌山は正しく食の宝庫です。
しかしながら私たちが取り組む農業分野においても、高齢化、耕作放棄、跡継ぎ問題など課題はたくさんあります。
地域の強みを活かし、農業をより魅力ある産業に育てるためにも、より多くの消費者の方々に私たちの産地に親しんでもらいたいと思います。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
現在募集はしておりませんが、我々は和歌山県産の農産物・加工食品を県外に産地直送し、協力レストランの軒先等での対面販売しておりますので、街で私達をみかけたら声を掛けてみてください。県外の方で、農業や地方での暮らしに興味がある人と一緒に仕事ができればと思っております。

ひとを知る
.jpg)
代表取締役社長
谷中一良
和歌山県庁の農林水産部で、長年生産者の販路開拓を支援してきた経験を持つ。2021年3月の定年退職後は、これまでの経験を地域社会に還元すべく、株式会社Farmers Liner Kinokuniを創業。自社生産のコメやみかん等に加え、趣旨に賛同する仲間農家の農産物を首都圏や大阪等に産地直送し、協力レストランの軒先等での対面販売を重ねる。2022年3月には東京赤坂「器ながや」に産直ブースを開設。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社 Farmers Liner Kinokuni |
---|---|
所在地 | 〒649-0307 和歌山県有田市初島町里1652-1 |
創業年 | 2021年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 谷中一良 |
事業内容 |
|
WEBサイト | リンクはこちらから |
求人応募ページ |