企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
世界的にも評価の高い北海道産の優良な木材を薄くスライス加工した銘木単板(たんぱん)を主力製品として1972年に創業しました。1980年代には台湾への単板輸出を開始し、事業拡大の足掛かりを掴みます。その後、フローリングの表面用に使われる単板で全国シェア35%以上を獲得し、日本一の会社に成長することができました。現在では、文教用のフローリング、北海道産針葉樹原木の販売、木製クラフト商品など、事業を多岐にわたって拡大しております。また、B to C 新規事業として、新ブランドMOCを令和4年に立ち上げ、木材の魅力を一般消費者に直接お届けできるよう取り組んでおります。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社は、50年以上の歴史の中で創り上げた日本一の技術である極薄単板で、内装建材の製造及び素材販売を通じて、住宅産業や生活向上のため尽力してまいりました。そこで得たノウハウや技術、知識を次世代に継承し、海外への事業展開も視野に日々邁進しております。また、昨今のカーボンニュートラルの意識向上から、木質建材に限らず、木を使用した多様なジャンルの商品展開や企画を通じて、多くの方に身近で価値のあるもの、未来のために貴重で必要な原料であるということを強く発信し、社会、人の生活や心を豊かにするため木材利用の拡充に寄与するべくこれからも尽力してまいります。

企業から見た地域の魅力について
御社から見た北海道地域の魅力について教えて下さい。
当該地域である赤平市は、石炭産業を通じて国や地域の成長に大きく貢献してまいりました。エネルギー革命を機に、石炭から石油へと需要が変化し衰退していきましたが、当時の日本の経済成長を支えたという誇りを市民一人一人が強く持っており、当時の活気や想いを継承するため市内の祭事では火文字という文化を継承している地域性も魅力の一つです。また、地域産業の変革により、ものづくりの町として行政は力を入れて企業誘致を行い、人口9000人以下の規模ではありますが地域には日本を代表する企業が多々あり、日々お互いに切磋琢磨し、社会生活向上に貢献しております。その点も赤平市の魅力です。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
私たちは好奇心旺盛で、何事にも積極的にチャレンジできる方と一緒にお仕事できることを望んでおります。木材業界はただ今、変化の時代を迎えており、たくさんの方に木材の魅力を伝え、お客様の生活に木材のぬくもりや癒しを届けることが課題です。そのため、弊社では工場でのものづくりや、直接お客様の声を聞く営業の仕事に興味がある方など、幅広く募集しております。木材業界の経験の有無は全く問いませんので、この課題解決にチャレンジしてみたいと思う方に是非応募していただきたいです。一緒に木材の魅力を広めてまいりましょう。
ひとを知る

代表取締役社
松尾和俊
大学卒業後に国内最大手単板製造販売会社で3年間勤務の後、1982年に空知単板工業株式会社に入社。創業者である父、松尾隆の後を継ぎ1997年より代表取締役社長を務める。社長就任後も国内外問わず積極的に営業活動を行い、事業拡大に尽力。また、社員教育の一環として始めたチャリティー100キロウォーク大会は、令和5年に21回大会を迎えるイベントに成長し現在では地域を巻き込んだ活動となっている。
SDGsへの取り組み
- 【4】木育、植林、森林環境の維持事業を通じて、次代を担う子供たちに木材の利活用、環境保護の必要性について教育の発展に寄与します。
- 【12】有限な資源である木材を、長年育んできた技術や知識を駆使し余すところなく使用し社会に貢献いたします。
- 【15】植林を通して北海道の豊かな森林が維持されるよう取り組んでまいります。
企業プロフィール
企業名 | 空知単板工業株式会社 |
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所在地 | 〒079-1286 北海道赤平市平岸西町6丁目12番地6 |
創業年 | 1972年創業 |
代表者 | 代表取締役社 松尾和俊 |
事業内容 |
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