企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
昭和44年、東京オリンピック開催に伴い肉養鶏の需要が高まった流れの中で肉養鶏の生産の会社として設立しました。当時は東京の顧客に向けて生産と加工を行っており、次第にニーズが増えていく中で焼き鳥用の串刺し肉を販売するようになりました。その後、加熱加工品に関しても自社で製造を開始し、ナゲットやつくね、唐揚げなどの生産工場も持つようになりました。現在では1日7トンほどの加工品を生産しており、半分ほどは自社レシピでの製造を行っています。また、直営の唐揚げ専門店の店舗展開も行い、計5店舗の運営をしています。それにより、現在の農業に必要とされる六次化ができるようになり、安全性や効率という面でも大きく成長を遂げています。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社では、生産から加工、販売までを一貫して行うことで六次化を進めていくことに加えて、プラスアルファで鶏肉の産地として国産、県内産の鶏肉の価値を啓蒙していく活動を行っています。教育の面では、食育活動への寄付や郷土料理を伝える料理教室の開催などを行っています。また、地域活動としては地元還元祭を年に一度行い、規格外品の格安販売や鶏肉料理の安価販売を行っています。このように地域に貢献できるような啓蒙活動を行うことで会社だけでなく地域全体への還元も大切にし地域に根ざした企業づくりをしています。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た岩手地域の魅力について教えて下さい。
岩手は畜産県と位置づけされているだけあり、畜産がすごくやりやすい土地だと思います。広大な土地と、鶏舎を立てやすい地形を持っています。また、著名な方々の実力や人間性が日本や世界でも評価されており、そうした方々が看板としてご活躍されています。そんな中で弊社も、一緒に世界発信ができるようなブランド力をつけていくことが理想です。盛岡は、ニューヨークタイムズの「2023年に行くべき52か所」にも、ロンドンに次いで2番目に紹介されました。岩手に住んでいるとその魅力に気付きにくいですが、その価値を再度認識していただけるような活動を、これからの事業にもっと取り入れていきたいです。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
性格的な面でいえば、協調性のある方と働きたいなと思います。いい商品を作るための大切な過程が一つ一つありますので、岩手が好きな方、鶏肉が好きな方、自社製品が好きな方など、少しでも当社の魅力を感じながら一緒に働いてくれる方とお仕事ができたらなと思います。また、幅広い事業を展開しておりますので、様々な分野での専門的な知識を持っている方にぜひ来ていただきたいです。今後は、機械の専門知識を持った方や管理職で活躍していただける方にもぜひ来ていただきたいです。ただ、専門知識等なくても資格を取得できるための制度も整えていますので、意欲のある方なら歓迎です!
ひとを知る
代表取締役
小山征男
1945年生まれ。2002年7月に(株)オヤマの代表取締役に就任。「奥州いわいどり」をはじめとした鶏肉及びその加工品を生産。処理、加工、流通、販売の一貫システムで事業を拡大してきた。現在では、地域活性化の観点からも創生活動に取り組み、自社にとどまらず地域のブランド力向上に力を注いでいる。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社オヤマ |
---|---|
所在地 | 〒029-1201 岩手県一関市室根町折壁字愛宕下161 |
創業年 | 1969年創業 |
代表者 | 代表取締役 小山征男 |
事業内容 |
|
WEBサイト | リンクはこちらから |
求人応募ページ | リンクはこちらから |
企業ロゴ |