ほっとする居心地の良さ。コワーキング&シェアオフィス「COMMUNE」
たわし
店名コワーキング&シェアオフィスCOMMUNE
住所大阪府泉佐野市大西1-17-4
交通アクセス南海本線泉佐野駅徒歩約8分、JRりんくうタウン駅徒歩約15分
電話番号050-8884-1222
営業時間9:00-21:00(18:00までスタッフ常駐・ドロップイン利用可)
定休日不定休
取材日2022/2/23(水)
備考1日利用1000円、2時間利用500円(税込)
リンク

ごきげんよう皆さん。
絶賛大学生中のたわしと申します。

皆さんは“泉佐野市”と聞くと、どんな街を想像しますか?

アウトレットがあったり、大きな空港があったりと、都会な街を想像する方が多くいらっしゃるかと思われます。

実は、そんな都会的な顔を持つ反面、海と山の豊かな自然や歴史的な建築物が現存する田舎の要素も併せ持っています!

今回は、そんな「トカイナカ」な街・泉佐野市の“古民家”に注目!

ご紹介させていただくのは、築100年の古民家をリノベーションしたコワーキング&シェアオフィス「COMMUNE(コミューン)です。


(内観1Fコミュニティスペース)

〇親しみ溢れる空間” COMMUNE”

共同体・親しく交わる」という意味を持つCOMMUNE。
その名の通り、ここは誰でも利用できる親しみやすい空間です。


(外観)

リノベーションされた築100年の古民家スペースは、どこか懐かしさを感じさせてくれます。

自分達でできるところはDIYして作り上げているのも特徴的。
その材料の中には、地域の古民家からいただいた木材や建具も含まれています。

COMMUNEによって、昔のモノも新しい形となって次の世代に継承されていく

まるで歴史が受け継がれていくような、素敵なサイクルが生まれていますね(^-^)

〇コミュニティの大切さを知る

COMMUNEオーナーの渡辺さんは、お仕事の関係で泉佐野市に住むことに。

まちづくりへのきっかけは、地域の商店街や中小企業を活性化させるお仕事に携わったこと。

その後、独立したタイミングで繋がりのあった方から古民家利活用の声かけがあり、
以前から作りたいと思われていた“コワーキングスペース”を建設することになりました。

共にCOMMUNEを作るメンバーは、古民家のオーナーの方を含め全員が地域での活動やコミュニティを通じて知り合った仲間です。


(COMMUNEメンバー)

「私はもともと大阪市内出身であったため、これまで縁のなかった地域に馴染めず悩む時期がありました。
でも、仕事で関わった商店街やまちの方々が温かく迎え入れてくれて、いつからか泉佐野が“自分のまち”になり、日々を楽しめるようになりました。

この経験から、地域で暮らす人・働く人にとってのコミュニティの大切さに気付かされたんです。」(渡辺さん)

渡辺さん自身、街と人とが繋がる重要性を肌身で感じられているため、COMMUNEはどんな人でも受け入れてくれるような優しい雰囲気に包まれています。

マチと新しいヒトを繋ぐ架け橋のような存在ですね。

居心地よく集中できる空間

コロナ禍により、テレワークやオンライン授業など、自宅で過ごすことが多くなった日常生活。

「お家だと仕事への切り替えが難しい」
「なんだか集中しづらい」

そんな方も多くいらっしゃるかと思われます。
実際私もその内の一人です(笑)。

COMMUNEは新しい人と繋がれる場所としてはもちろん、やる気スイッチを切り替えられる場所としてもご利用いただけます。

みんなが頑張っているから、私も頑張ろう!と思える場所です。


(内観1Fチルスペース)


(内観2Fカウンターブース)


(内観2F集中スペース)

COMMUNEでは、在宅ワークなどの仕事・勉強の他、レンタルスペース、シェアオフィスなど、様々な使い方ができます!

社会人フリーランス・学生の方々など、ご利用者様も様々です。

多種多様な方々が集まり、いろんな使い方がある場所だからこそ新しい繋がりが生まれたり、素敵なコラボレーションが実現できたりするかも知れません。

集う人たちが織りなすものこそがCOMMUNEのカラーでありコンセプト

一色に染められず、どんな色にでもなれる空間にしたいという渡辺さんの想いが込められています。

〇まちづくりは理想づくり

「まちづくりを通して、自分の理想を実現することができる」

自分たちの理想は、きっとほかの誰かの理想でもあり、
まちに欲しいものを自分たちで作り上げていくことが、私たちの“まちづくり”

そう教えてくれた渡辺さんは、COMMUNEだけでなく、築200年の古民家を再生させるリノベーション活動にも取り組まれており、古民家リノベーション活動を通して、まちに、そして住む人々に「“一市民”でもみんなで集まれば地域を変えられるという可能性」を伝えてくれています。


(渡辺さん)

日本各地に広がっている空き家問題

オーナーの高齢化による継承者不足や、維持・管理の難しさにより、解体されていく古民家。

“その土地の歴史や文化が壊されていくのはもったいない!”

今の時代にあった形にすれば古民家は利活用することができる、このリノベーションサイクルが泉佐野市から全国へ広がっていく未来を望みます。

〇おわりに

最後までご愛読いただき、ありがとうございます。

SNSの発達により、会わないコミュニケーションが増えましたが、
改めて、会うコミュニケーションの大切さについて考えさせられます。

それでは最後に、渡辺さんから皆様に一言!
「個性豊かなメンバーと作り上げた“古民家×コワーキングスペースCOMMUNE”をのぞいてみてください。きっと面白い、色々な挑戦をしている仲間に出会えるはずです!」

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