ニサンザイ古墳

こんにちは!学生ライターの『かおる』です。だんだん日差しも和らいで過ごしやすくなってきましたね。


さて、みなさんは「古墳」を見たことがありますか?古墳は昔の人々が葬られた巨大なお墓ですが、日本で有名な古墳については聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。実は、堺市にもいくつか古墳があるんです。



今回は、その中の一つ、ニサンザイ古墳についてご紹介します。


ニサンザイ古墳は、堺市にある百舌鳥古墳群の南東端にある古墳で、古墳で代表的ともいえる「前方後円墳」の形をしています。前方が大きく広がった鍵穴のような形で、古墳群の中でも最も精美で新しい築造とされています。この形は多くの人が見たことがあるはず。


では、ニサンザイ遺跡のニサンザイとはどのような意味があるのでしょうか。ニサンザイの語源は「陵(みささぎ)」といわれており、天子の墓という意味があります。昔の地位の高い人が葬られているということですね。


現在のニサンザイ古墳は、一重の盾形周濠がめぐっていて、外周をぐるりと一周して歩くことができます。

堺市に訪れた際には、かつての堺市を想像しながらニサンザイ古墳を散策してみるのもいいかもしれませんね。

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