こんにちは!ライターの紫乃です🌺
今回は、堺市の銘菓くるみ餅を紹介します✨
くるみ餅ときくと、
「胡桃のお餅かな」と思われるかもしれません。
実は、お餅に包んで食べることから「くるみ餅」と呼ばれているんです!
くるみ餅はきらきらとした白いお餅と、とろっとした緑色の餡が、噛むたびにしっとりとした甘さを口いっぱいに楽しめる、そんな和菓子です。
くるみ餅の起源は室町時代の中頃まで遡ります。
当時、堺市は明(中国)との勘合貿易の港として栄えていました。明から輸入した農作物と塩を挽き合わせて、お茶菓子を作りました。
そして、今の前身となる「くるみ餅」が誕生しました!
その後、フィリピンのルソンから砂糖が日本に入り、くるみ餅にも甘味がくわえられ、今のくるみ餅になりました。
くるみ餅は堺市にある「かん袋」さんと「八角堂」さんで食べることができます。
「かん袋」さんは元祖くるみ餅店であり、約700年つづく老舗です!
現在の当主さんは27代目だそうで、くるみ餅の餡は代々当主しか伝授されない秘伝のレシピで作っているそうです。
「八角堂」さんは全て国産にこだわった創業40年のお店です。
くるみ餅以外にも金時でつくった「くるみ餅」を販売しています。こちらのお店も、受け継がれてきた「八角堂」のくるみ餅の味が食べることができます。
堺市の銘菓「くるみ餅」についてご紹介しました。
すっかり春付いた外で、暖かいお茶と和菓子を食べるのもいいかもしれませんね😊