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北海道イエロースターズの魅力と目指す姿【小髙政利GMインタビュー】

柳原佑芽

皆さんこんにちは！

今回は北海道イエロースターズの小髙政利ゼネラルマネージャー(GM)のインタビューをお届けします。チームの運営方針や、バレーボールと北海道イエロースターズの魅力について詳しくお話しいただきました。

この記事を通じて、快進撃を続けるイエスタのことはもちろん、全く異なる業種でありながら実は彼らをバックで支えている地域企業の活躍についてより深く知っていきましょう！

ぜひ最後までご覧ください。

北海道イエロースターズとは？

北海道イエロースターズ(通称:イエスタ)は北海道札幌市を本拠地とするプロバレーボールチームです。2024-25シーズンはVリーグ東地区に所属しています。

そしてイエスタは2024年9月より、「事業経営業」を本業とする武ダGEAD株式会社を新オーナーに迎えました。武ダGEAD株式会社は「経営のプロ集団」として多くの企業を成功に導いてきた経験を活かし、チームのSVリーグ参入に向けた道のりをサポートします。

北海道イエロースターズが持つスポーツの力と、武ダGEAD株式会社の「ひとづくり、まちづくり」という企業活動との相乗効果を活かし、北海道内の市町村のみならず、日本全体に活力をもたらすことを目指し続けます。

このように武ダGEADに加え、北海道で活躍する幅広い業種の経営陣が取締役としてチームを支えていることもイエスタの特徴です。

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小髙政利GMインタビュー

ーイエスタのGMとしてどんなお仕事をされているのか教えてください。

就任から2年間は経営管理や人のマネジメント業務に注力していました。当初は1年間のみの予定でしたが、現在4シーズン目に入っています。

ここまで続けてこられた理由としては、バレーボールというコンテンツの魅力や可能性を大いに感じたのと、チームの一員として過ごすうちに、選手やスタッフのためにより良い環境を作りたいと思うようになったことです。

道外で行われるアウェイゲームにも全て帯同し、現場で起こることは全てリアルタイムで見るようにしています。そうしているうちにバレーボール自体がすごく好きになって、日本代表や海外の試合も見るようになりました。

こうしてバレーボール漬けの日々を送ってきたので競技未経験ではありますが、2023年からは選手の獲得やチーム編成にも携わっています。大学生の試合へ足を運び、スカウティングも行うようになりました。

ーバレーボールのどんな部分を魅力的に感じていますか。

2m前後の大きな男たちがジャンプをして、日常で見ることのない高さからスパイクを打ち、ラリーが長く続く迫力のあるシーンを間近で見ることができる点です。

他のスポーツに比べて観客席との距離が近いので、選手がコート内で話していることや監督が指示を飛ばしている内容も聞こえます。ボールが近くに飛んでくることもありますね。こういう臨場感を味わえることがすごく面白いと思います。

また、サッカーや野球に比べてルールが単純なので観戦しやすいのも特徴です。常に点を取り合うスポーツでありながらも、セットが変わればまた0からのスタートなので、最後まで結果が分からない。この逆転を信じて応援できる部分もコンテンツとして面白いなと思います。

僕はアニメの「ハイキュー!!」を見てバレーボールにハマったので、ここから始めてみるのもおすすめです！

ースカウティングにも従事されているとのことですが、選手獲得の際に心がけているのはどんなことですか。

プレー面は監督やコーチにジャッジしてもらいますが、僕としては人間性を重視しています。

スポーツ選手はスポンサー企業やファンの方の応援のもと、好きなことに打ち込める職業なので、感謝の気持ちを持つことやチームの一員として前向きに活動できるかという部分はしっかりと見極めるようにしています。また、個々のスター性や広報力も加味した上で選手を獲得しています。

ーでは、改めてイエスタの魅力をお聞かせいただけますでしょうか。

GMや経営層にバレーボール経験者が1人もいないことです。

これはVリーグやプロバレーボールリーグの中でも唯一だと思います。スポーツマンの視点ではなく、ビジネスの視点からマーケティングや広報に力を入れているので、認知度やブランド力が高いチームになっていると実感しています。アウェイの試合でもイエスタのファンがたくさん駆けつけてくれることは、他のチームやVリーグにとっても嬉しいことだと思いますね。

また、選手ファーストで運営していることもチームの魅力です。短期間でどんどん強くなって、有名な選手も毎年複数人加入してくれています。ファンから愛され、プレイヤーからも選ばれるような、注目されるチームへと着実に成長していると思います。

ー地域に対してはどのような影響を与えていきたいですか。

イエスタは「子どもたちを大切にしましょう」というコンセプトを掲げて活動しています。

そのため地域の小中学校から依頼をいただいた際にはバレーボール体験教室を開催しています。アスリートとして夢を叶えられる人間はほんの一握りなので、選手たちには自分自身の経験から夢を叶える方法を授業形式で子どもたちに伝えてもらっています。

また、毎年斜里町や大空町、函館市でもバレーボール教室を行っています。子どもが少ない町でも200名ほど参加してくれますね。

このような活動を通じて、北海道全体をバレーボールやスポーツの力で盛り上げていきたい、子どもたちの成長の場を作ることができるチームでありたいなと思っています。そのためイエスタは札幌を本拠地としながらも、あえて「北海道イエロースターズ」にしています。

そして、地域に根ざしたプロスポーツチームの意義を札幌や北海道の人々に伝えていきたいと考えています。そこに住む人たちが誇りに思えるような存在でなければいけないなと思いますし、土日にイエスタのホームゲームを見て、また明日から学校や仕事を頑張ろうと思ってもらえるチームにならなければいけないとすごく感じます。

経済効果も少なからず生み出すことができていると思います。周辺の飲食店や公共交通機関を使ったり、道外からお越しのファンの方は飛行機やホテルを利用したりと。チームがどんどん大きくなれば雇用も創出できるので、今後もチームとして成長することで地域に経済面からも貢献したいです。

ー最後に、チームの今後の展望について教えてください。

バレーボールのリーグは2024-25シーズンから世界最高峰を目指すSVリーグと地域密着を掲げたVリーグの2リーグ構成になりました。

現在、イエスタはVリーグに所属しています。ただもっと多くのファンの方に見ていただくことや、選手たちの視点に立っても、もっと刺激的な場でプレーをさせてあげたい思いがあるので、まずはSVリーグ参入を目指していきます。

そのために経営基盤を固めることと、2024-25シーズンのリーグ優勝の2つを必ず達成します。

■小髙政利GMプロフィール

大手学校法人にて、複数の学校の責任者や、札幌地区の募集活動の統括として従事。その後、株式会社ピリカラボ・株式会社ノンノラボを設立し、代表取締役に就任。同時に北海道イエロースターズのゼネラルマネージャーや、業界問わず複数の事業会社の顧問も兼任。

サロン事業やコンサルティング事業などを展開し、北海道で課題を抱える人と組織の課題を解決するインフラとして「人も美しい北海道」を創ることを目指す株式会社ノンノラボについてはこちらの記事をご覧ください。

https://madeinlocal.jp/category/companies/hokkaido068

おわりに

いかがでしたか？

チームの快進撃の理由はスポーツマンの視点とビジネスの視点の最強タッグが生んだ強力なシナジー効果にありました！

北海道イエロースターズは未来に向けて希望を照らす一等星として、より一層の地域社会への貢献を果たしていきます。ぜひ今後の活動にもご注目ください！

最後までお読みいただきありがとうございました。

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