企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
ウチ(神馬建設)は小さなまちの工務店として誠実にイエづくりを行い、少子化により地域に職人がいなくなっていく現状から組織化による労働環境改善をしてきました。MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の制定や、人事評価制度の構築などをおこなうことでライスワークからライフワークとしてイエづくりに携わってもらうことが「わざわざ」この地域でイエづくりする意味・意義になると考えます。
またコロナ禍を経てウェビナーなどのオンラインでの交流が一気に進み、地方においては情報量が格段に増えたことで、イエづくり自体にもシンカ(進化・深化・新化)の必要性や方向性を認識したため、今後も進化を続けてまいります。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
ウチは地域の職人でつくる点に大きな強みがあると考えます。
地域の風土・歴史を知っているからこそあらかじめ予期できることが多く、立地に適した提案をおこないます。また、一緒にこの地域に住む仲間でもあるため、住み続けるなかでのメンテナンスやリノベーションにおいても最適解を提案できると考えます。さらにコロナ後から全国の工務店とのネットワークをつむぎ、最新のイエづくりについて学び・学べる場所をつくっています。「地方でも成長できる!」を体感・体現できる工務店として日々シンカしています。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た北海道地域の魅力について教えてください。
浦河町は太平洋と2024年6月に指定された日高山脈襟裳十勝国立公園に囲まれた自然豊かな地域で、山の幸・海の幸が堪能できます。古くから競争馬の産地として知られており、牧場と海が見渡せる景観はこの地域特有であると言えます。気候も北海道のなかでも夏は涼しく、冬は温暖な地域で雪も少ないため北海道移住にはハードルが低い地域です。
コンビニやチェーン店が少なく、最寄りのお店が45分あるいは2時間歩いた先、なんてこともありますが代わりに古くから続くバラエティ豊かなまちのお店が立ち並んでおり、数日では堪能しきれないくらいの魅力がつまっています。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
「自分らしく生きる」を望む方に来ていただきたいです。「自分らしく生きる」ことは、小さなまちの小さな組織だからこそ体現できると考えます。
そして、ものづくりが好きで協働して何かをつくることが好きな方が活躍できる環境です。ウチは工務店ですが、『イエづくりを通じてコミュニティを創出する』というビジョンのもと、地域で暮らすお手伝いをおこなっています。建築的なお手伝いのみならず、暮らし方のご提案から空き家などを仲介する方とのマッチングまで、一緒にこの地域で「自分らしく生きる」を体現する仲間を募集しています。
ひとを知る
代表取締役
神馬充匡
北海道浦河町を主とした工務店の三代目。学生時代・会社員時代に土木の道に進んでから、33歳に建築の道へ戻る。前職では10年ほど関東にいたことから、地方創生と建築の親和性を発信しながら組織化を進めている。家(house=建物)ではなくイエ(home=帰る場所)と定義し、都会ではなく地域で行う理由を明文化することでイエづくりからまちづくりを推進している。
SDGsへの取り組み
- 【11】地震があっても住みつづけられるイエを目指して、オプションではなく許容応力度計算による耐震等級を3としています。
- 【12】「今」だけでなく「将来」においても良かったと思えるLCA(ライフサイクルアセスメント)に考慮した材料選定をおこなっています。
- 【13】LCAおよび暖房付加が少なくなるようパッシブ設計をおこない、エネルギーを極力使わない快適な暮らしを提案しています。
企業プロフィール
企業名 | 有限会社神馬建設 |
---|---|
所在地 | 〒057-0032 北海道浦河郡浦河町向が丘西1-539-45 |
創業年 | 1972年創業 |
代表者 | 代表取締役 神馬充匡 |
事業内容 |
|
WEBサイト | リンクはこちらから |
WEBサイト | |
求人応募ページ | Wantedly有限会社神馬建設 採用サイト |
企業ロゴ | ![]() |