企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
1931年6月に創業者である坂本和三郎が「和菓子とパンの店」として北海道名寄市に「喜信堂」を開業いたしました。そして1938年5月にアイスキャンディーを販売したところ大変好評を博し、お店の前にはいつも長蛇の列ができておりました。1952年には4種の餡を配し、北海道の四季の彩りを映した代表銘菓「四季の宴」の発売を開始し、第20回全国菓子大博覧会でも名誉総裁賞に輝きました。1961年には洋菓子の販売を開始し、2010年には名寄市立天文台が出来たことをきっかけに、夜空に流れる星をイメージしたお菓子「星に願いを」が誕生し現在に至ります。塔屋に備わっている鐘の塔「愛の鐘」からは1日2回、正午12時と夕方17時に鐘の音が響き渡り、市民の皆様に親しまれております。いつまでも、この名寄の地で菓子の真味を求める歩みをこれからも絶やすことなく邁進してまいります。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
株式会社喜信堂は、北の「風土菓子」創りを目指しております。風土とは、その土地の気候・大地の肥える具合・自然のありさまをいいます。「風土菓子」とは、これら北の風土をお菓子創りに反映させたものをいいます。新鮮で良質な北の産物を使い、その素材の持ち味を生かし、北の自然とともにある郷土色豊かなお菓子です。喜信堂は名寄に生まれ、親しまれ、育まれてきた菓子舗であり、私たちは「名寄にしかないお菓子」として風土菓子創りを続け、名寄の魅力や自慢をお菓子に綴り、地域の魅力をお伝えしていくことが喜信堂の使命だと思っております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た北海道地域の魅力について教えて下さい。
北海道は恵まれた自然環境が生み出す良質な小麦や乳製品、小豆や砂糖など、お菓子づくりに欠かせない原材料の一大産地です。最適な環境がここにあります。なかでも名寄市の気候は冬は極寒、昼夜の寒暖差が大きく、お米は粘り強く、果物や野菜は味が凝縮され甘くなります。名寄産の、そして北海道産の本物の優れた材料をふんだんに用い、安心・安全でおいしい北の風土菓子づくりへとつなげております。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
喜信堂が求めるのは、「楽しく・元気に働ける」方です。簡単なことと思うかもしれませんが、長く継続して楽しく、心健やかに働くということは、大変難しいことです。全ての社員が、人生の目標を明確に持ち、楽しんで仕事をする、ということを大切に考えております。また求める人物像は、人に喜んでもらうことが好きな方です。経験よりも「挑戦してみたい!」という前向きな気持ちをお持ちの方。自ら考え、行動を起こせる方。自ら楽しみ、相手にも楽しんでもらえる方。チームワークを大切にできる方や、お客様の声をサービスに反映したい方であればきっと活躍していただけることでしょう。自分らしく働き、輝き、スキルアップする場にしていただければと思います。
ひとを知る
代表取締役社長
坂本和紀
北海道名寄市出身、1983年生まれ。大学を卒業後、大手広告制作会社に勤務。その後、2017年に株式会社喜信堂入社後、営業部長を経て2019年(令和元年)に事業を承継し、3代目の代表取締役社長に就任。代表銘菓「四季の宴」は菓子業界の最高栄誉である「第20回全国菓子大博覧会 名誉総裁賞」を受賞。現在に至る。
SDGsへの取り組み
- 【3】安心・安全で、ただ美味しいだけでなく、健康を意識した商品開発を行っております。
- 【7】お買い物袋に再生可能エネルギー(バイオマス)を導入し、環境にやさしいクリーンなエネルギーを使用しております。
- 【12】売れなければ捨てられてしまう商品をお得な価格にてご提供することで、フードロス削減にチャレンジしております。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社喜信堂 |
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所在地 | 〒096-0012 北海道名寄市西2条南6丁目36番地 |
創業年 | 1931年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 坂本和紀 |
事業内容 |
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