弊社は1900年の創業以来、千葉県・茨城県の漁師へ漁網をはじめとする漁業資材を販売しております。
創業当初は買い付けた中古網を「網大工」と呼ばれる職人が再度使用できるように修繕して、新たなお客様へ販売する形で事業を拡大。漁業技術の発展や製網技術の進歩とともに、時代やお客様のニーズに合わせた新規漁網の設計製作などに長年取り組んできました。
漁業者様が安心して操業できる資材の提供をすることはもちろん、 「創業以来培ってきた技術を更に進化させ次世代に継承する」事を一つのテーマとして若い世代の技術者の育成にも力を入れています。

弊社の特色は大きく2点あります。まず、大中型まき網漁網の仕立をはじめ幅広いジャンルの漁網をオーダーメイドで製作可能であること、2点目が平均年齢が30代前半と技術のある若い人材が多くいるという点です。弊社は「仕立技術の継承」を1つのテーマとして、若い人材の採用・育成制度と健康経営を取り入れ、健康で長く活躍できる職場づくりに注力しています。また、資材を販売するだけでなく漁業者様へのアフターフォローをより充実させたいと考えています。具体的には網のメンテナンスや廃棄漁網の回収を行い、漁業者様の負担軽減や環境問題の改善に積極的に取り組んで、日本の食を支える水産業が持続できるサポートに取組んでいます。「歴史が紡いだ伝統」と「若さあふれる向上心」を持ちながら、社員が皆、様々な角度から物事を見つめ、現代的な目線で絶えず成長する機会をうかがっています。これまで築き上げてきたものを大切にし、ベストな方向性を見出すべく、「森幸漁網」でしかできないことは何かを絶えず考えていきます。

千葉県銚子市は観光名所も多く、県内・県外問わず多くの観光客がお見えになります。また漁業が盛んな地域で銚子漁港の水揚げ量は12年連続日本一を誇ります。
主力のまき網漁をはじめ底引き網、マグロはえ縄漁や釣りキンメまど様々なジャンルの漁法が行われています。
農業においても生産量日本一の春キャベツや幻のメロンと呼ばれる銚子メロンなど盛んにおこなわれており、魅力あふれる街となっています。

当社は社員の半数以上が20代という非常に活気ある職場です。「若手リーダーの登用」と「若手社員の採用」を積極的に行っており、自由闊達で風通しの良い職場を築くことができています。しかしながら、創業120年を超える歴史の中で培われた伝統や、数多くの支えていただいたお客様との信頼関係を持ち合わせており、営業基盤は盤石であると考えています。「ゆっくりで構いません」、先輩社員の背中を見ながらゆくゆくは国家資格であるロープ加工技能士等の資格取得にもチャレンジするなど、長期的なキャリアプランを当社で実現して下さい。